たとえば模型道楽

RICO駅

これもプラモデルだ。1/87(HOスケール)の駅。ただし、40年位前の製品。他にも沢山の建物が当時から売られていた。この上のクラスが、俗称割り箸キット(私はこの呼び方は嫌いだ。実物の構造をとことん再現したうえで作り易さも考えた良い製品なのに。)と言われる木製キットで出来上がるともっと実感のある姿になる。他にもメタル、レジンの製品が有るがそれぞれ再現したい物とコストのバランスに苦労しながら企画、製作された物たちだ。

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なんでこんな物。実はこれを買って、大きさを見て、HOの線路を敷くのをあきらめたと言う代物。これとて、実物よりは小さめになっているはずなのだが、大きい。これを自然に置いて、かつ線路を敷くとなると、とても我家には収まらなかった。勿論、こういう事情に合わせてディズニーランド風こじんまり建物も有る。横に並べてあるこれらも出来ると魅力的なのだがやはり箱庭点描風になってしまう。この辺がスケールモデルの厳しいところなのだろう。この辺は、置く位置によって使い分けて広く見えるように工夫するようだ。

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本物はリオグランデサザーン鉄道の有名な駅で、見れば判る通り実に美しい姿だ。日本の駅も昔は大変味わいの有る姿の物がたくさん有ったのだが日本列島改造計画以降新幹線が主流になり見るも無残な企画品ばかりになってしまった。それでも東海道線をちょっと西に行くとまだ昔風のホームだけは残っていてほっとするのが救いだ。

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模型は板組の簡単な構造。窓と戸は別部品、外からはめ込み。ただ倉庫の大きな戸はどう見ても吊引き戸なので内側に貼り付けた。

色は実物の古い写真を参考にして塗った。木の瓦の屋根が一番悩みの種で、一般的には屋根茶色なのだが上から見る模型だとちょっとメリハリが付き難い。艶ありで塗るとモールドのハイライトが出て良い感じなのだ残念ながら実物に艶はほとんどないので墨入れ、ドライブラシするしかない。全部水性で塗った。こういう模型には一番使いやすいと思う。

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少し小物を足すだけで急に生き生きしてくるのが面白い。多分人を置くと一層楽しくなるに違いない。これはこれで良いジャンルだと思う。大きさの把握のための機関車はナローなのでC50位の大きさ。これでも結構な大きさだ。派手なディーゼルが標準軌、ただしこれでも小型の方なので推して知るべし。

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