デハビランドの双胴機クラエアのシーベノムがやっと完成。シーホーク、バンパイアに比べれば組み易いと言うか、何とか組めると言うか、もう沢山と言うか、くたびれた。息切れを整えつつでも、たどり着けて本当によかった、よかった。
真面目な話し、以前の2機に比べればはるかにマシなのは確かなので3機の内どれにするかと言われればこれかな。でも、クラエアはクラエアでそれなりの覚悟と愛が無いと辛いキットだ。厚く丈夫な部品、プラとレジン部品とのすり合わせ、バラバラの後部胴体2本と水平尾翼の組み立てなど定番の苦労はきちんと味あわせてくれる。
デカールだけは大変綺麗なのが救い。この時期のFAAはスエズ動乱時の黄黒帯指定が多いが、良く見ると東欧、中華メーカーだけで本国の製品では記憶がない、フロッグあたりには有ったかな?白青塗りも機体に似合わない、帯の色味も気に入らないし他にもあれなので帯なしの地味な姿にしてしまった。主翼下面帯の下の シリアル一文字と後部のroyal navyはストックから。
余程出来の良い分割キャノピーで無い限り開ける事にしているがこいつは無体な開き方だし内側にも色々仕掛けがあるので日寄って、注意して閉めたが収まり悪いな。気が向いたら開けてやるか。
思いいれたっぷりに気合を入れて作る方には答えてくれそうだが、私のように3部作その3程度の気合ではこの程度にしか成らなかった。でも、結構雰囲気は良い。更に3機並べると、非常に良いのだよ。しかし、こんな変な仕様を、よくも3代にわたって採用したもんだ。だから、蛇の目好きなのだが。