引き続き秋のAFV大会。
ドラゴンのホルニッセ。同社10周年記念製品の一つだった、2002年だった。
実車と同様、すぐにナースホルンに改名し、改名に必要な部品、砲弾ラック内部再現、マジックトラック、PE同梱となり、今では値段は倍以上か。もっとも、ナースホルンは、もうタミヤ製が有るから多分そっちの方がなにかと良かろうとは思われる。余計な気を使う。
防弾版の内側に押し出しピン跡がはでに有る。場所によっては良く見えるので、面倒だが埋めてやる。何より不快だったのは組説で、この頃のは一段と手を抜いていて現物写真だけを使っているので、何を何処にどの向きで付けるのかが判らないし、部品番号の間違いも有った。更に、以降の展開用にか不要なアタリのモールドがそこかしこに有って、もー勘弁してよ。もっとも、ドラゴンらしいと言えば、らしいのだが。ちなみに、同社はイラストの組説でも非常に見ずらいし判り難い。
大きな防弾版の組み付けは思いのほかきちんとしていて、ほっと一息。前側に少し隙間が出来たがプラ板等で簡単に修正が出来た。砲身の支持架も同じで、収まるかなーと気にしていたが、あっさり収まった。2002年製ならあたりまえか。
極初期生産型との事だが、ガスマスクケース、消火器、MGラック、砲隊鏡台は付いていて然りのはずだが無かったのでタミヤナースホルンの写真を見ながら追加。作るとなると厄介なMGラックはスクラップ箱から掘り出した。良かった。尚、取って付けたように真鍮製88mm砲弾が入ってる。せっかくなので、どうだデカい弾だろうと言う意味で、取って付けたようでは有るが箱の収めて載せておいた。
排気管カバーはGumkaのPEから。MP40のラックがむくだったのでこれも使わせてもらったが、後は牽引フックの鎖位しか使う気にならなかった。まー、PEセットはたいがいこんな物だ。むしろ、全部使おうと意気込むと体に良くないように感じる。
防弾版に張回してある木の枝止と思われる針金を、と思ったが妙案が浮かばず、パス。次は無いだろうから、あきらめだ。それにしても、タミヤのキットに比べると話が長くなるのはなぜだろう。
ドイツ物はハーフトラックしかりで、相似形で大きくなる傾向が有るようだ。最初は面白いが飽きてくるのは私だけか。