製作記は不得意、気分が乗ってうまく行っている時はどんどん進めたい方、なので纏まりのないことになると思うがが、とりあえずやってみよう。
エンジン支柱のステップは折り畳み式なので翼に上がる用の無い時は畳んで有る。私は早速折ってしまって、アへと思ったが杞憂であった。良かった。それに、これが無い方が支柱の整形は楽だ。後、そこら中の窓が開いたキャノピーが付いていて、良い雰囲気に成りそうなのだが横の窓の厚くて収まりが悪い。多分切り刻めば収まるだろうが、面倒なのでパス。
上翼のセンターセクションに桁を挟み込むが、丁寧に削り合わさないと綺麗に組めない。同じような構造のエンジンポッドも挟み込む芯を削ると収まりが良くなる。同様に、胴体も補助フロートも、仮組・調整をしてやる必要が有る。当然か?
補助フロートと並んでの難問エンジン支柱の張り線。結局、糸を仕込んでから組み立て・塗装。全部組んでから糸を引っ張り出して、と考えていた翼も含めテグスを張るのはやめて.0.2mmのピアノ線を嵌め込むことにした。ピアノ線は錆びる懸念は有るが、塗らないでよいのだよ。0.05mmほど太くなるが大きな機体なので十分細いと思う。
肝心の穴は支柱に開けた。後ろの下の上だけは溝彫り。嵌め込む穴はなるべく張り線の向きと同じ向きに開けるのが好ましい。つまり、斜めに開ける必要が有る。細いドリルは滑り易いし、中で折ると目も当てられないので結構緊張する作業。ドリルの当たりつけは秘密兵器、ヒートペンを使用。便利そうなので買っては見たが出番の無かった秘密兵器がやっと日の目を見た。大体、秘密兵器と言う物はこう言う物なのだ。やってることは針を熱してつつくのと同じなので、半田ごてに針をペーパークリップで止めても出来るかな。溶かすから力にまかせて押し付ける必要がないのが、肝。ただし、気が付かない内に変なところを溶かさないよう気を付けよう。エアのプラは柔らかいのでドリルが当たりを拾ってしまえばすんなり穴は開く。糸を引き回さないので貫通不要。見た目も実物に近くなるし主翼の下の貫通穴も不要となり、太さとトレードオフか。ちなみに補助フロートは0.15mmの真鍮線の予定。ただし、今はこの太さ売ってないかもしれない。
と、張り線の目途が立ったので、もー1機頼んでしまったよ、新年早々バカだね。バカついで投げ売りだったミーティアも頼んでしまったぞ。
再開したアンソンの方は塗装待ちまで進んでしまった。ただし、以前に嫌と言うほど下ごしらえを済ましてあったからで、クラエアはクラエアなのだ。こいつの方がこれからも手間を食うのは間違いなし。やっぱり、製作記と言うよりは備忘録になってしまった。