エアの新製品。予告から待って、待ってやっと到着。中身は、待った甲斐ありなので素直にうれしい。
とは言えよく見ると透明部品のモールドが今一だったりして、おっとと思うところも有るがここは適宜磨き直して良しとする。見えなくなる所も頑張ってくれているが、見えなくなるのは避けられないのであまりこの辺に手間を掛けない方が無難。ただし、天井がスンと収まるようにそこここを削る手間は惜しまない方が良いか。尚、航法士席の地図はホイットレーのデカールから流用。ここは見える。
機首の銃座は通常蓋で閉めてある。風当りを考えれば当然なのだがどの写真を見ても閉まっている。だけど、模型的には機銃なんぞを突き出していた方が勇ましいので開ける事にしたが、予備の弾倉が入っていなかった。幸いファインモールドからズバリに近いのが出ていたので使わせてもらった。
一番悩ましいのがエンジンナセル支柱の張り線で支柱根元からフェアリングを抜けて出ている。割り切ってフェアリング根元から出せば楽なのだが、如何せんその辺りの胴体は穴を通すにはつらい作りになっている。さて、どうするか。
次に悩ましいのが艇体前側と胴体の継ぎ目かな。分割は実物の継ぎ目なのだが少し段差が出るし目に付く所なので薄いプラ帯板でも貼ってやるつもりだ。あっ写っている銃座右前の変なものは脱着式の爆撃照準器で、見ての通り取り付けるだけで面倒そうだし、乗り出して覗くのも大変なのでほとんど使われなかったとの事。
まだマーキングまで決める時期ではないがAir Sea Rescueが選べるとなると、つい、棚に上げていたアンソンを引きずり出してしまった。完成が遠くなるな。