エアフィックスの赤箱スツーカ。箱絵が恰好良くて買ってしまったが、いざ手に入れてみると面倒臭い事この上ない塗りだった。
胴体後部の丸味が足りないのと、妙に凝ったカウリング上のインテイクの形が気になって少し削ったり、盛ったりしてある。
お約束のキャノピー。内側のフレームまでごつくモールドしてあって、さすがの私でも無視できなかった。壊さないようフレームを削り落とし、内側のフレームは伸びる透明マスキングシートと言う物を塗って細く切って貼ってやった。こうすると、外側のマスキングは随分シンプルになる。この手はモスキートにも使える。
基本的に合いは良いのでパテはいらない。ただ、このマーキングにする時は組み立て・塗装・デカールの順番は自分の作り方に合わせて良く考えた方が良い。
面倒なマスキングは忍の一字。サンディーブラウンは蛇デカールの色に似せたので随分明るめになった。尚、個人的印象だがこの蛇、ハセガワの48のように白だけなのではないかと。地の70/71はソリッドカラーから明るめに調色。こいつではあまり見えないが今後何かに使えるぞ。
フラップ・エルロンのリンク類は太目なのでどうするか悩んだのだが、らしくすると細過ぎて柔くなるし、作れそうもないので諦めた。72はこの辺が悩ましい。