立て続けに戦車が完成した勢いで、前から気にはなっていたタミヤのE8(朝鮮戦争)を購入。発売当初、赤をどうするかなーと考えていたが、タミヤのラッカーダルレッドを買ってみて、おーこの色で行けるかなと思ったのも有る。
タミヤのシャーマンは古なじみのキットで何台も作った都合、砲塔ハッチから地面が見えて、ライトガードが極太など昭和の模型という印象ばかりだったから、これはちゃんと今風のキットだったのでびっくらこいた。もっとも、ライトガードだけは太かったがあまり細いと切り出しで壊したり、付けるときに壊したりするからこの程度の太さが丁度良いのだろう。と言いながら、紙創りのが残っていたので、いやったらしく交換。ただし、ホーンガードはちょっと形が違っていたのでキットのそれに倣って加工。テールライトのガードは真鍮帯板で作り直した。ちょっと悩んだのがアンテナで、穴開けて伸ばしランナーを付けられるような太さではないので根元の太い所(穴を開けられそうな所)だけ生かして真鍮パイプと洋白線で作り直した。面倒くさ。その割に太かったか。まー、頭だけ寒そうで上着の着膨れ感が無いフィギュアーの出来がピンとこなかったので省いたから収支トントンか。
細かい部品も有るがタミヤらしい親切な造りなのでストレスなく組める。ただ、汚したり表情をつけたりする時、壊してしまいそうなのも多々あるから、何時付けるかは考えた方が良いかも。アメリカ戦車と言う事で気に入っていたタミヤラッカーODを塗ったがタミヤ様によると緑がかったODとの事。そう言えば佐高さんの箱絵もそんな風情、と泥縄でクレオスのウエザリングカラー緑を重ねてやったら緑がかってくれた。おまけに、いい具合の色むらにもなって結果オーライ、かな。
ゴジラ、ラドンなど怪獣にやられる役が多く、ちょっとね、だったE8だが組んでみるとM4の完成形だな。重さに見合った足回りと余裕の有りそうな大きめの砲塔と砲が一見シャーマン、実は別物風で面白い。