SSW D3が作り易かったので調子にのってこれとキャメルにも手を出したのが2年前。やはり、易き方に流れたようでこれが最後まで残ってしまった。エデュアルド、往年のプロフィパック。
MA別冊、名人のキットレビューを読むとそこここに間違い、勘違いが有るようなのだが、とても全部直す気にはなれなかったので目立ちそうな尾橇のフェアリングだけ小さくした。
モールドの色が変わる前の製品なので、作り難い事おびただしい。支柱はどう止めて良いかよく考えないといけないし、都合の悪い部品はPEにしてあるし。PEは使えるのだけ頂けば問題ないのだが、胴体支柱(キャバネストラット)の胴体側と脚柱には銅線の足を植えないと組み難いし強度も不安だ。柱類はそれらしく華奢にモールドしてくれているから、私の腕では穴なんぞ開けられなかった。仕方が無いので端に切り込みを入れ銅線を埋めて瞬間固定・整形。真鍮より柔らかい銅線の方が扱い易い。とは言え、組精度は良いので長さの調整はいらなかった。
アルバトロスの肝?冷却水パイプはプラ棒。昔買ったエアロクラブのプラ棒はエバグリーンなどとは違い妙に柔らかい素材なのでこの程度曲げても折れにくいのだ。残念ながらハナンツのリストからエアロクラブは消えてしまった、悪しからず。
塗装はキット指示を信じて塗ったが、模型的には許される色バランスか。スピナーだけはドイツ紫の指示を多数決に従って赤に。無色ニスの胴体は明るい茶色に色鉛筆で木目を書いた上にごく薄い明るくしたリネンをむらになるように吹いてやった。面倒くさいぞ。
昔のエデュアルドのデカールは新品でも水につけるとばらけることがあったので、マイクロスケールのデカールフィルムで事前に補強。結果、あせった場所も有ったが、貼れた。ちなみに、もっと正確だろうと思われるこのマーキングはライフライクから出ているので、失敗しても大丈夫。でも、なぜかハナンツでしか在庫が無かったし送料込みでも国内よりちょっと安かった。国内では人気無いのね、1次大戦機。