小柄な機体に木製なれど4枚ぺラの姿に引かれてつい買ってしまった。SSW D.3が同社の第一作だったのは後付けで知ったが、そうなの、だからなのと思うほど気合が入ったキットだった。
キットの中身紹介は専門家がやってくれているのでそちらを見てもらうとして、同梱の組説で初めて知ったSSWの正体なのだが、いわゆる「Luft19」的機体で上昇性能に優れたインターセプターだ。どうりで、ぺラが力強いのね。
http://www.britmodeller.com/forums/index.php?/topic/234970962-siemens-schuckert-diii-148-eduard/
とにかく、ルーバーは抜けてるし、組み立て精度はタミヤ並みだしで古いエデュアルドのアルバトロスとかファルツで耐えた苦労はまったく不要。個人的に残念なのは翼のリブ表現がきつすぎるのと5色ローゼンジデカールの色が褪せすぎの2点。あと、張り線用のアイボルトがPEで用意されているが、これを使おうとすると苦労の種になるかもしれない。
で、リブはもう削ってしまったし、ローゼンジは不良在庫化していたストックを流用する事にした。キットのデカールでも敗戦色濃い時期に作った機体の雰囲気が出るかもしれない。ただ、地味目の機体にしたほうが無難かな。