抗ガン剤終了後、最初の検診で、ある血液検査の項目に少し心配な値が出ました。
“なんとか値を下げたい”
私はインターネットで、ガンを体験した方たちが行った対策を読んで、“食事の大切さ”に行き着きました。
いろいろな対策法の中から、“試してみる価値はあるかも”と思い、実践している食事法をご紹介します。
まずは“おこめ”です。
それまで食べていた白米を、玄米に替えました。
玄米は、栄養成分が白米より高いらしく、強い抗酸化作用で活性酸素を取り除いたり、有害物質を排出したりする「フィチン酸」が多く含まれていて、ガン対策に良いようです。
ただ、そのまま食べるとあまりおいしくなく、ひと口で50~100回くらい噛まないと消化されないという難点もあるので、炊く前の準備を工夫しています。
①食べる前日の夕方頃に、玄米をもみ洗いして、特殊なポリバケツに入れ、水を張る。
②フタをしっかり閉めず、少し浮かせた状態で、一昼夜(最低12時間)、漬けておく。
③翌朝、水を抜き、玄米だけをバケツの中に戻す。
④フタを少し浮かせた状態で、日の当たる場所に7~8時間、置いておく。
⑤2~3回、玄米を洗い、玄米モードで炊く。
この方法だと、玄米がバケツの中で醗酵して発芽玄米の状態になり、栄養が摂りやすくなるようです。また、食べやすくもなります。
ポリバケツは、エコパラダイス社製の「エコパラダイスペール」というもので、私が通っている還元陶板浴「八三郎」という施設で販売しています。
このバケツは、特殊な酵素(溶液)を加工した製品で作られており、悪玉菌を寄せつけず、善玉菌が繁殖しやすい環境になっていて、醗酵を促進させる効果があるものです。
漬物を早く、おいしく漬けたり、果物を醗酵させてジュースを作ったりと、いろいろ活用できます。
この方法で玄米を食べるようになってから、とにかく便通がよくなりました。
週3~4回のお通じが、週6~7回になり、しっかりした形の便が出ます。においもあまりしません。
私は酵素を飲んでいるので、それとの相乗効果かもしれません。
ただ、外食した日(玄米は食べない)の翌日は、酵素を飲んでも便が出ないことがほとんどなので、玄米の効果は大きいと思います。
食べる時に気をつけているのは、“よく噛む”ということです。
いくら食べやすくなると言っても、やはり、ひと口で数十回は噛んだほうが、消化が良いように思います。
50~100回はムリですが、20~30回は噛むようにしています。
ちょっとアゴが疲れる時もありますが、もう、白米ではもの足りない
今では頼りにしている、大好きな“おこめ”です。
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