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TAMAの日記

WBC優勝で一時バズった、京阪電車「大谷駅」へ(2023.4.4)

5月1日(月)

おはようございます。

大してブログも更新せぬまま、あっという間に
4月が終わった。

ついこの間の出来事のように思っていた
あの歓喜の瞬間から、既に1か月以上も経ち、
プロ野球も無事に開幕して、対戦もほぼ
一巡した。

しかし…

侍ジャパンで活躍した選手達は、総じて
調子が上がらず、我がライオンズの
源田選手や山川選手に至っては、怪我で
試合にも出られない状況だ。

そんな中、
レッドソックスに行った吉田選手も
頑張っているが、エンゼルス大谷選手は
今日も元気に

7号ホームラン‼️

「サイボーグ」じゃないかと思えるほど、
まさに桁違いの身体能力だが、本当に
怪我だけはしないでと思う。


WBCで侍ジャパンが優勝して、大谷選手が
MVPを獲得した時、SNS上で一時話題に
なったのが、上のTwitter。

京阪の公式Twitterが取り上げたのは
京阪電鉄京津線にある「大谷」駅。

滋賀県大津市にあり、ちょうど




近江国と山城国の国境の関所

「逢坂関」

の辺りに位置する山間の小駅だ。

実は、京阪京津線には何度も乗っているのに
大谷駅には一度も下りた事がなかったので、
4月頭の休みにフラッと見に出かけた。



4月4日(火)


JR琵琶湖線山科駅前にある京阪山科駅から
久しぶりに京阪京津線に乗る。

ここで昔話…

今でこそ、片田舎の近江八幡にすらイオンシネマが
あるので、地元で快適に映画を楽しむ事が出来る。
 
しかし昔は、最新設備の整った映画館が滋賀には
一軒も無く、映画を観る為にわざわざ京都まで
出掛けていた。

大体、河原町三条から四条にかけて京都スカラ座
京都宝塚、東宝公楽等の映画館があり、映画を
見終わった後は、駸々堂書店で鉄道本を
立ち読みするのが楽しみ。

当時は地下鉄もなかったので、京阪山科からは
2両編成の京阪京津線に揺られて京阪三条へ
向かうのが定番だった。

その後、京都市営地下鉄東西線が多額の建設費を
かけて開通、京阪も4両編成の電車を新造して
御陵駅から地下鉄に乗り入れるようになった。 

とにかく旧国道1号線上を走る路面区間が多くて、
特に日ノ岡駅付近で右折車が線路を塞ぐことから
日常的に遅延が発生、定時運行に支障を
きたしていた御陵~三条の廃止は、京阪に
とっても悲願と言われていた。

ところが、京阪にとって良い事ばかりでは
なかった。

JR山科駅からは、現在、京阪山科からも地下鉄
山科からも三条方面へ行けるのだが、京阪の場合、
御陵までの運賃と地下鉄の運賃が合算となり、
地下鉄より運賃が割高に…

その結果、山科駅から京都市中へのアクセスは、
運賃の安い地下鉄利用が一般的となって、
京津線の利用価値が相対的に低下。

おまけに、それまで購入できた京阪本線への
切符も買えなくなり、大阪淀屋橋方面への
運賃も爆上がりしたので、JRとの競争力まで
完全に失われた。

もはや京阪山科駅を使う乗客は、地下鉄駅まで
歩くのが嫌な一部の人と、浜大津方面へ行く人しか
いない現状…

当然ドル箱区間を失い、乗客の逸走を招いた
京津線の採算も日に日に悪化して、現在は
運行本数も日中20分間隔の減量ダイヤで
運行される、中々に厳しい状況なのだ。

そんな京津線の、ガラガラの電車に
10分ほど揺られ


「大谷駅」に到着。

勾配の途中に駅があるのでテレビでも
良く取り上げられるが、見ての通り


左右でベンチの脚の高さが違う。

大谷選手はWBCで「MVP」を獲得したが
京阪大谷駅は、日本で

「最も」(M)

「勾配のきつい場所にある」(steep❓)

「鉄道駅」(S)

の地位を獲得している(笑)


大谷選手に関連して、もう一つ話題と
なったのが、



「大谷下手」⁉️

よく、こんなの見つけるもんだね(笑)

ここから国道1号線沿いを歩いて、次の 
「上栄町」駅を目指す。


大谷駅を出て右に進むと、まず左手に
見えてくるのが


蝉丸神社


石段を登って鳥居をくぐり、すぐ右へ
向くと


奥に社殿が見える。


滋賀県神社庁のサイトとWikipediaによると、
天慶九年(946) 蝉丸を主神として創祠。

逢坂関に庵を構えた、盲目の琵琶法師
「蝉丸」が、後に音曲芸道の祖神として
平安末期頃には諸芸能を生業とする人々から
崇敬され、当時は興業するのに、この神社の
免許が必要だったとのこと。


万治三年(1660)に現在の社が建立され、同時に
街道の守護神「猿田彦命」を合祀したとされる。

逢坂山にはもう二ヶ所、「蝉丸」の名を冠した
神社があり、歩く道中に訪ねる。

大谷には有名な鰻屋があり、久しぶりに 


(お借りしました)

名物の「きんし丼」も食べたかったが、
次々に県内県外から🚗が鰻を目指して
やって来るので、今回はパス。


何かの整備中で工事フェンスに囲まれた
逢坂関の石碑を横目に、国道1号線を
大津市街に向かって歩いて行く。



長くなったので、ここで一旦終了。


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