さて、帰宅を始めようとするとこんな時間である。授業をやり終えた後にはほぼ気力は残っておらず、大変しんどい。
そしてまた新規顧客獲得の確認が入り始めた。これは不吉な予兆である。12月の週5朝会議が復活するやもしれない。それだけは避けていただきたく。
社畜JKとしての人生は順風満帆とはいかぬ。全国社畜大会などを開催しそこにエントリーすればなかなかの好成績を収める自信がある。
しかし私の人生的には現在下降局面であり、ここからのV字回復はこの会社に勤め続ける限り、予想は困難を極める。
まともな判断ができる投資家ならばすぐ損切りだろう。だが弊社は約定までに3ヶ月かかるのだ。あまりにも市場原理から遠のき過ぎている。
閑話休題、私はここに無職経験を経て友人の紹介でここに入社したわけだが、地獄に引き込まれたからといってその友人のことを恨んでいるかと言うと、そんなことは一切無い。
彼女もまた、彼女なりに我が身を案じてくれたのだろうと思う。なんせ大学からの数少ない友人である。私も就職させてもらった恩こそあれど彼女への敬意と信頼は今も揺らいでいないことを宣言しておきたい。
それはそうとて喫緊の課題である我が行く末である。辞める時は金を叩いてでも退職代行サービスを利用するというのが現在の弊社社畜我々の共通認識だ。あまりにも悲しい共通認識ではあるが。
だがそれだと後任が大変な苦労を被るのだ。私のような人間を増やしたくは無い。
従って規定通りの期間をここで過ごすか、それとも連盟を作って一斉蜂起するかである。そのような気力が残されている社員がどれだけ残っているかが気になるところではあるが。
社畜JKは今日も苦悩するのである。