様々な意見はあるが、日本は一応資本主義社会である。しかしその日本において個別資本を運営する各企業に関しては、必ずしもそうであるとは言えない。
行き過ぎた資本主義というべきか、はたまた新たな概念が存在しているのかは分からないが、企業という富の再分配として効率的なシステムは、いつの間にやら資本家に搾取される体制へと移行した。否、そう言うと語弊がある。
健全な市場における資本家の行動は経済を回す上で必要な存在だ。今私が申しているのは資本家、あるいは経営者の皮を被ったヒルのことを指す。
奴らは資本主義社会の上に胡座をかき、社会を担う企業を私物化し、ありとあらゆる方策で私利私欲を満たす為だけに奔走する。
そうした結果、私のような社畜JKが生まれる羽目になる。
こうした事象は一種の社会問題とも言えるかもしれない。だがこんな会社を国やら公的機関が改心させてくれるかと問えば期待は一切無。
嗚呼、願わくば全てのブラック企業が無くならんことを。