12月28日(月)
前日、唐松岳の山頂に立てなかったから、今日もう一度山頂を目指すという選択肢もあったけど、天気や疲れ具合なんかを考えて、今日は休養日&移動日にすることにした。明日の木曽駒ヶ岳のピークハントにかけよう!
リフトが動き出すのを待って、八方池山荘をチェックアウト。目の前がリフト乗り場だからほとんど歩かないで下界まで戻れる。楽チンだわ♪
下山後は、のんびりとお茶したり、アウトドアショップに寄ったり、せっかく信州に来たからって蕎麦食べたりと観光気分。
ある道の駅で売り場のほぼ半分がリンゴで占められていたのには驚いた。
翌日からの予定は、Yさんは白馬乗鞍岳で山スキー、Nさんは木島平村のセカンドハウスに行ってスキーをするということでお二人とはここでお別れ。Kさんと2人で駒ケ根市へと移動した。
この日の夜は、ロープウェイ行きバス乗り場のある駐車場で車中泊。ここも近くに温泉があった。
12月29日(火)
天気予報どおり快晴になりそう♪ 夜明けとともにたくさんの登山者がやってきた。ここからバスとロープウェイを乗り継いで一気に標高2612mの千畳敷駅へ。
ロープウェイから下りた目の前がこの景色♪ 感激!!
9時20分、登山開始。先行者のトレースを辿って千畳敷カールを登る。天空へと続く道みたい。
雄大な景色を目の前にした高揚感とは裏腹に、雪慣れしていないせいなのか、単に体力不足なのか、ひいひい息を切らして後続者に道を譲りながら歩みを進めた。
1時間弱で標高差250mの八丁坂を登りつめて千畳乗越へ。きつかったー
木曽駒ヶ岳の登りはここがハイライトで、ここから先はそれほど大きな登りはない。ほかの山に比べたら割と手軽に3000メートル級の冬山に立てるのが木曽駒ケ岳(2956m)のいいところ。
八丁坂で「今日は風がなくていいねー」なんて言ってたら、稜線上は強風が吹き抜けていた。登りの道なら体が温まるから暑いくらいのときもあるけど、アップダウンが小さいから体が温まらなくて寒さが堪える。わずかに露出している頬が痛い。
浄土乗越から20分弱で中岳
登山開始から1時間45分、木曽駒ヶ岳登頂!!! 唐松岳に登れなくて「せめて木曽駒だけは登れたらいいな」と思っていたから嬉しい。
山頂からは360度の大パノラマ。北、南、中央アルプスに、八ヶ岳、富士山、御嶽山と登りたい山塊を全部見渡せた!
初めての冬のアルプスで、こんな天気に恵まれるなんて本当に運がよかった。
右へ左へと動き回ってしばらく写真を撮りまくっていたら、次第に体が冷えてきた。名残惜しいけど下山開始
八丁坂を下れば登山は終わり。この眺望もこれで見納めかと思うと下るのが勿体ない気がした。
12時50分、千畳敷駅に戻ってきた。
いやあ素晴らしかった。唐松岳の敗退が帳消しになるような登山ができた。やっぱり冬のアルプスは美しかったなー
下山後は、滋賀県の多賀SAまで移動して、入浴・仮眠(850円/6時間、延長可)
12月30日(水)
19時10分発の宮崎行きカーフェリーに乗り込んで今回のアルプス遠征が終わった。
図らずもコロナ禍のお陰で動き出した厳冬期アルプス遠征計画は、総じて言えば大成功だったと思う。
帰ってきたばかりだけど、またすぐにでも行きたい(笑)
何もかもが貴重な経験になりました!
ありがとうございました😊
今回はツイていましたね。
こちらこそ一緒に行ってくれる仲間がいてありがたいばっかりです。
せっかく買った道具が持ち腐れになってしまわないように、たくさん行けるように計画しましょう!
雪山の山小屋は有り難みが夏とは違いますもんね〜
宝剣まで足は伸ばされなかったんですね。
兎にも角にも雪山遠征お疲れ様でした!
今年は雪が期待できそうなんで私も行きたい!
ベッド仕様なので快適でしたよ♪
欲張って2座計画しました次行くときは1座に絞って行くべきですかねー