パンが冷めない距離

娘は家を新築した際にあれこれ買い揃え、その中にホームベーカリーも。
パンを焼いたりお餅をやってみたりとたまに使ってて、おすそ分けしてもらうこともあります。
昨日は夕方近くにあんぱんが焼き上がって、孫くんがばあばのとこに届けたいと言ってるから今から行くよ！とLINEが来ました。
ほどなくして二人とあんぱんが到着。
ホカホカ焼きたて温かい♪
せっかくなので、温かくて柔らかいうちにといただきました。
よくスープが冷めない距離と例えられるように、親世帯と子世帯が同居ではないけど、ごく近所に居住し常に行き来してはお互いを助け合う。
最近、近居の親子が多いそうです。特に娘家族との。
我が家も焼きたてパンが温かいうちに食べられる程の近くに住んでます。
昔だったら歩いて5分以内くらいの目と鼻の先のイメージだったけど、現代では車利用が多く、うちも車で10分以内で行き来できる距離です。
息子家族だったらこれほど行き来は無いかもしれないですね。
娘なので遠慮なくしょっちゅう来てます。
今はこちらが面倒見てあげる、まあ主に孫の世話ですが、今後数年したら私達も歳を取り、きっと娘夫婦のお世話になることも多々あるでしょう。
持ちつ持たれつです。

近所の奥さんのお父さんがお亡くなりになりました。
高齢の母親が残され何かと実家に行くことが増えたのですが、車で30分、彼女も仕事をしてるので往復に時間を取られるのもキツイ。
今、近所に越してきてもらうよう検討してるのだそうです。同居は難しくても、近所で行きやすくなったらお互い便利ですよね。

私自身は、私も夫の実家も遠かったので、ほぼ頼ることなく自分たちで子育てもやってきたし、実家に行くのは夏休みとかお正月くらい、それにプラスα、年数回のみ。
近所だと、週に何回？というレベル（笑）
また来るの？と思うときも正直あるけど、賑やかくて老夫婦二人の生活に刺激もあり近くにいて良かったと思います。

長男夫婦は転勤族。全国を転々とします。
ゆえ、うちからも嫁ちゃんの実家からも遠く、今まさに子育てが始まるけど、とにかく自分たちでやらないといけません。
そして次男夫婦はまだ子供がいないけど、東京在住。
このコロナ禍、東京は本当に住み辛い。地方移住者も増えてるとか。
毎日不安を抱え通勤してストレス溜まるよね。
コロナがなくても東京にずっと住むのはどうなのかなと時々思うのです。
家賃はとんでもなく高いし、持ち家なんて無理無理。
地方に戻ったら戸建ての持ち家も夢ではないよ。
近くにいたら、私達もいろんな面で助けてあげることもできるしと、言葉にして言ったことはないけど、私の頭の中で想像してるのです。
現実として仕事はどうするのかとか当然問題はあるのだけどね。
付かず離れずの関係いいと思うんだけどな。