父が3月に入院してから一ヶ月とちょい、退院後の行き先が決まり準備もできたのでついに退院、そして自宅には戻らず老健に行くことになりました。
施設に空きがなかったら療養型病院に転院との案もありましたが、タイミングよく直ぐに入れることになり、持ち物など急いで準備して退院、入所の運びとなりました。
準備の買い物、全てのものに記名、書類の書き込みなど、弟夫婦に任せっぱなしでやってもらえて助かりました。
退院の日は弟家族、母、私と5人でお迎え。
入院病棟の談話室で待っていたら、車椅子に乗せられて父登場。
入院中の面会はコロナ禍なので禁止ですから、一ヶ月とちょいぶりに再会。
少し痩せたかな。
家族と久々に会えて涙を浮かべてましたね。
この日は93歳のお誕生日の日だったので、皆で拍手して誕生日おめでとう!と。
そうしたら父が、今日は4月○☓日か、と言ったんですよね。
自分の誕生日覚えてるじゃん、ボケてないよ〜と喜びました(笑)
介護タクシーを頼んであったので、それに私と母が同乗。
老健に着くまでの20分くらいの道中、父の隣に座った母は手を握り、直ぐには家には帰れないこと、リハビリ頑張ったら家に戻れることなど、励ましながら話してました。
入院中は面会できないので、こうして家族から施設の話を聞くのは初めてで…。
もし、父が拒否したらどうしようかと母と心配してましたが、父はそうか、わかったと素直に穏やかに言いました、
今後外泊はあるかもしれないけど、もう家では暮らせないと思います。
一ヶ月とちょい前までは何とか母の助けを借りて暮らせてたのに、何だか急だったなあ〜。
まあ、93歳という年齢を思うとそうなるのも少しもおかしくはないのだけど…。
老健の玄関に着くと車椅子の父はフタッフの方とともに中に消えてゆきました。
館内に入れるのは二人だけとのことで、母と弟がいろんな説明を受けました。
1時間以上かかりました。
義妹と雑談しながら駐車場で待機。
義妹が、嫌な顔もせずいろいろ面倒なことをやってくれるのでほんとうに助かります。ありがとう。
もう、施設に入ったからには信頼してお任せするしかありませんね。
先日、再申請していた介護度が決まりました。
要介護3とのこと。
半年前は要支援1の一番軽いものだったのに、あっという間に要介護3とは、母がショックを隠せませんでした…。
リハビリしてどのくらい回復するものだろうか。
93歳、あまり頑張らなくても、自然に朽ちていってもいいのでは…と思う私です。