FINAL CUT#5(追記あり)

公式サイトにインタビューがアップされましたねこちら
確かに、今回の＃５で百々瀬に対する印象はかなり変わりましたね。
今までは独裁者ではあるけれども、お人さんが仰るように、ある程度の常識は持ち合わせているし、スタッフたちのように視聴率アップや出世のために手段を択ばないほどのエグさはないと思っていたんですが…。
ただ、慶介との対峙で初めて見せた狼狽の表情が新鮮でしたね。やっぱり人の子だな～と（苦笑）

慶介の「報道されたら事実になる。けど、それは真実じゃない！」この叫びはすごく心に刺さりました。
ドラマを見ている人も、そうでない人も、その中にはこの言葉を言いたかった人たちは必ずいた事ともいます。
現に、つい一昨日報道された元アナウンサーさんの死去についても亡くなった原因の報道が既に独り歩きし始めていますし、同じ元アナウンサーさんの第１子ご誕生の発表があってから、ご自宅に報道陣が押しかけて昼夜問わずの取材攻勢や呼び出しがあるとの事でご本人が抗議していらっしゃいましたよね。決してフィクションではない言葉だと思います。
今の社会では、一歩間違えば司法でもないネットや一般大衆から「透明な檻」に入れられて社会的な「終身刑」を下される…。
本当に背筋が寒くなるばかりです。

そんな立場を一人で生きてきた慶介の眼に溢れる涙、これも心に焼き付きました。
余りにも切ない気持ちにさせられました。
慶介を演じる亀梨君も、事務所絡みやグループ活動の紆余曲折など、いろいろな事を背負って来た方だけに、この涙や心の叫びはただ単なるお芝居だけではない思いもあったもではないかと、勝手に考えている私です。

脅迫を逆手にとっての思いもよらない逆襲には驚きました。ツイッターでネタバレしていたんですが。
不敵に見える百々瀬ですが、空っぽの自宅に立って見回す佇まいと病院を訪れる後ろ姿には、何か物悲しいオーラが感じられました。
警察幹部との関係も、単なる癒着とは何か違うような印象もあります。

慶介の１人役も、さすが雪子は勘が働きましたね。姉妹の仲が悪くなるような形での発覚出なかったことは救いでした。

いろいろな意味で、いよいよ次回が起承転結の転があるのですね。一気に急展開しそうな予感がします。

(追記)
慶介と百々瀬の対決シーン、高評価になりそうですね。クランクイン！