制作発表が早かったこともあって、まだかまだかと首をキリンさんにして待ち焦がれていたなつぞら。
前作のまんぷくの事前番組を見ながら、この次だ~!剛男さんなお人さんのお姿を早く見たい!とうずうずしていたなつぞら。
今日、めでたく最終回、無事にゴールテープを切りました。
半年間、あっという間だったような長かったような…不思議な気分です。
毎朝(厳密には違うけれど)ベストファーザーに推薦したい剛男さんの笑顔、優しさ、おおらかさ、穏やかな話し声、可愛らしい仕草…もうたくさんの癒しを頂きました。呟きにも同じ事ばっかり書いていますが、やっぱり半年間本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!
ドラマに関しては、たくさんの方々の見事な解説や感想のような事は書けそうにもないので思った事を思ったままに書きます。
100作目、たくさんの登場人物と演じる方々の豪華キャスティング。北海道と東京との2元の舞台。
脚本の大森さんが胃薬が手放せなかったと仰った気持ちが、ささやかながら分かるような気がします。
制作のトップの方々からの注文もかなり多かったのではないのでしょうか?
長丁場だし、良い作品を作るためには妥協できない事もあり、妥協せざるを得ない事もあるでしょうし、予算や時間、スケジュールとの戦いもあったでしょう。
このあたりはマコさんやいっきゅうさんがリンクするところではないでしょうか?
私はなつの娘である優ちゃんと同い年です。母はなつと同い年、富士子ちゃんは祖母と同い年、女系は義実家と同じ。いろいろ重なります(笑)
そして、劇中に登場したテレビアニメたちは一緒に大きくなった同志でもあります。
いじめられっ子であまり外に出ない子どもだったので、アニメーションは本当に友達でした。辛い事があってもアニメを見ていれば現実を忘れる事が出来たし、勝手に妄想の世界にも浸れたし(笑)
なので、芸能界とかアイドルとかは全く興味なし。
ガンダムブームから、アニメの世界がだんだん大人向けというか理屈が優先されるようになってきて…Zガンダムの途中から特に感じられてきて…それについていけず、そこからちょっとアニメから遠ざかって行きました。
子供向けと言うくくりで、低く見られていたテレビアニメの地位向上のきっかけになったガンダムですが、想定外に続編が作られて、それがどんどん難しい世界観に、私にとっては違う世界になってきてしまいましたね。
そして、短大生活から社会人に…。その合間に突然ハートを鷲掴みにされたのが男闘呼組でした(笑)。からの現在は藤木直人氏ワールドにもどっぷり。
…余計な話になりました…。
土地の開拓とアニメーションの黎明と進化を重ねあわせたドラマのストーリー。
ちょっと無理があるんじゃないかとか、ここは余計な描写だとかも思う事もありましたが、伏線がすべて回収されて最初と最後が見事にリンクしていて、やっぱりそこは100作目に相応しいドラマだったと思います。
そんなドラマに出演された藤木直人氏に心から敬意を表し、オファーしてくださったスタッフさんにも心からお礼申し上げます。
もうちょっと見どころを作ってあげて欲しかったですが…でも本当に素敵なキャラクターだったことが何より嬉しい!3か月の1クールでなく半年間もお会いし続けられた事も嬉しい!
またいつか、こんな素敵なキャラクターを演じて頂きたいです。
まずはスピンオフですけれどね(笑)
アニメーション作りの描き方に関しては、かつてコアに嵌っていたアニメファンとしては,ちょこっと消化不良だったかな~?企画を生み出す段階はけっこう描かれていたけれど、作画作業の大変さや、背景画の作業風景、そのほかの作業の様子があまり出てこなくて…まあ、そこまでは無理だったのかもしれないし、なつが中心なのだから、それ以外の作業シーンは必要ないと思われたのか…。いろいろとスポット当てていたら陽平さんももっと出番があったと思うんですが。
せっかくアニメ制作をドラマに登場させるのだから、いろいろな作業部門にスポットを当てて貰いたかったですね。
作画だけがアニメを作る作業じゃないんですから。
そう、本当に魅力的なキャラクターが多くて、それだけに登場シーンが少なかったり、あれ、ここでいないのは変じゃない?と首をかしげる時も少なからずあったんですよね。
陽平さん、ノブさん、明美ちゃんも柴田家の一大事にいなくて寂しかった…。
陽平さんと天陽君の兄弟水入らずのシーンも2つしかなかったですよね。
ただ、どちらもちゃんと仲の良い兄弟そのものだったのがすごいです。
台風による大雨と停電、そこからの家族総出の搾乳作業。
千遥も以前教えられたのだから戦力になったんじゃないかな~。照男兄ちゃんと地平君が牛乳を冷やす作業をしていた間だけでも。
剛男さん、本当は後ろ髪引かれる思いだったんじゃないかな~。牧場の一大危機だし。でもやっと名前を祖父ちゃんに呼んでもらえて「剛男、頼む」と。
その先の「行って来い」なのか「行け」なのか、とにかくなかなか出てこないじいちゃんの言い淀みがリアルでしたね。お袖のおかげで剛男さんの表情が見えにくい…残念です。
剛男さんの仕事に関しては、もうすでに工場建設のくだりで「手伝えることはないか」といってくれてましたけど、やっぱりお名前を呼んでもらえる事はインパクト大ですよね。
剛男さんに関しては、なつと父娘としての2人ならではのシーンと、泰樹さんとの7関わりがあまり描かれなかったのは最大の不満ですね。
なつと剛男さんの関係はこの物語の一番の原点だし、柴田家のなかではなつの過去を一番知っているのは剛男さんだから、じいちゃんとはまた違う絆があったはすなのに。
泰樹さんとはそれぞれ、開拓民1世の苦労と戦場での悲惨な体験と違うようで似ていると思われる苦労や悲しい体験を持っている者同士なのだから、その気持ちを共有する事は自然な心の動きなんじゃないかと思うんですが。
柴田家で、なつと剛男さんと富士子ちゃんとの3人だけのシーンってありましたっけ?
最後にそんな場面も見たかったです。血の繋がりを超えた親子としての清々しい両親と娘として。
公式ツイさんからは柴田家ご一同様の集合写真がアップされましたね。拝借しました!
やっぱり明美ちゃんとノブさん、咲太郎ご夫妻もいて欲しかったな~。
夕見子と千遥が見つめ合っているのは良いですね。
そして、ドラマの始まりの2ショット。
どちらも公式Twitterから拝借しました。
30年たって、再び…ではないけれども(笑)。
時の流れを実感する2ショットです。
そして、今朝最終回の朝の空を撮ってみました!
半年間、私も完走しました!心に残るドラマでしたね。