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ヤサシイヒカリ

藤木直人ファン歴18年目になります。藤木君話、おやこ劇場話、男闘呼組話、思う事、呟いてみたいと思います。

命の大切さを思う

2022年09月08日 16時38分45秒 | 思うこと
車を運転していると、毎日必ず園バスやスクールバス、通所バスを見かけます。
お家の前でお母さんやお父さんとバスを待っているお子さんの姿、降園して帰りのバスを降りてくるお子さんとお出迎えのお家の方の姿も目に入ってきます。
朝、ニコニコ笑ったりちょっと落ち着かなかったりしながらバスを待っているお子さんの様子を見ると「今日も一日、頑張ってね」、帰ってきた様子をみると「今日もお疲れ様。楽しかったかな?」と心の中で呟いていたりもします。

バスに取り残されて亡くなった女の子も、その日の朝には幼稚園に行くのにワクワクしていたことでしょう。持っていた水筒の水を飲み干し、暑さで服を脱いでいたと報道で知りました。
どんなに暑かったのか、怖かったかと思うと胸が苦しいです。
水を飲み干す前に、もう少し早く取り残しに気がついていたら…。誰か一人でもおかしいと気づいていたら…。

昔、2年間だけ園バスのある保育園に臨時採用で仕事をしていた時期があります。
その園では、バス当番は必ず正職員が担当していて、毎日入念なチェックを行っていました。子どもをバスに取り残すなどあり得ませんでした。それだけ神経を使ってのバス送迎でした。とても臨時採用の保育士が務まるような仕事ではなかったと思います。
バス当番をしなかった分、施設内の清掃やゴミ集めなど細かい仕事を出来るだけ代わりにやっていたんですが、正職員の保育士さん達はそんな私にいつもお礼を言ってくださっていた事を思い出しました。
今にして思っても、本当にバス当番は大変だっただろうな…と敬服しています。もし私がバス当番を担っていたら、ミスなく仕事をできたかどうか、正直に言って偉そうなことは決して言えません。
それでも、やはり防げた事故だと思わずにはいられません。

毎年夏になると、置き去りにされて亡くなる子どもたちが必ずいる。
親や大人の身勝手で家や車に取り残されて、暑い中で命を失う悲劇、夏だけでなくずっと何年でも起き続けています。
保育園、幼稚園も家庭と同じく子ども達を守る場所。そこで命が失われることはあってはならない事。

今は現場を離れているけれども、週に一度や二度と言う少ない日数だけれど小さなお子さんとお家の方が過ごす場を提供している仕事に従事している者として安全の大切さ、油断せず気を引き締めていかなければ、と改めて肝に銘じます。

亡くなられたお子さんのご冥福を心からお祈りいたします。



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