beauty and harmony

雪の日に



関東各地に
大雪警報が出た日

庭にも
雪が、
降りました。

固いつぼみのミモザにも、



雪だよ

って、
やっぱりまた、
つい話しかけてしまって

やっぱり返事はなくて
しんと
悲しくなる

相変わらずのわたしです。


虹だよとか
すごい風だねとか

ウグイス!とか
きれいな夕陽だねとか
桜が咲いたよとか

…あやや、
けっこういろんなことを
ついアレックスに
話しかけてしまうのだけれど

雪は特別かなぁ。



この日の雪は

すごいぼたん雪!と思っていると
ささめ雪に変わったり

みぞれになったり
雨になったり
あられになったと思えば

ふわふわと
綿雪になったり

ずいぶんと表情を変える
七変化の雪でした。


六花(むつのはな)、

粉雪、風花(かざはな)、ぼたん雪、
灰雪、綿雪、こおり雪、
みず雪、淡雪、こごめ雪、 
霧雪、濡れ雪、花びら雪 、
玉雪、餅雪、ささめ雪……

雪には
美しい名前がたくさん。


雲や空や月、
桜もそうだけど

ただ「雪」と呼ばず、

あまたの美しい名を与えた
いにしえ人の感性は
なんとステキだったのでしょう。



降る雪に
音も色も消えていく世界

不安に波立っていた
心が

凪いでいく







STAND WITH UKRAINE









コメント一覧

sukekaku5th
asai0088yoさま、こんにちは。
どうもありがとうございます^^*
雪って大好きなんです。もっと広々した雪景色に憧れるのですが、街中だとそれは難しくて。
ご感想をお寄せくださってうれしいです。ありがとうございました。
__桐花
asai0088yo
素晴しいですね こんなに 書けるなんて 綺麗な雪景色ですね
sukekaku5th
あおぞらさん、こんにちは。
語りかけても、いいのですね…

そうですよね、昔はもっと寒い気候だったろうし、服や建物もいまほど寒さを凌げる代物ではなかったはずですよね。それでも雪に美しさやものの哀れやいろんなことを読み取って、楽しんでいたのでしょうね。
「雪そのものを楽しむ」っていうのは、スキーなど冬のレジャーを楽しむのとは違いますよね。雪そのものをわたしも楽しみたいです。
灰雪って、響きも好きなんです。灰のようにひらひらと舞い降りてくる雪…
雪は音を吸い取ってしまって、世界が静まりかえりますね。わたしもあの感じ、大好きです。
コメントありがとうございました。
__桐花
kimibluekimi
桐花さん、こんにちは。
雪一つ取ってもこんなにたくさんの名称があるんですね。
古の人々は今よりもまだこの季節は寒かったでしょうに、それでもこうして雪にあれこれ名前を付けることで、雪そのものを楽しんでいたのかなと感じます。
日本人が感性豊かと言われるのはこんな部分にも表れているのかもしれませんね。
灰雪なんて、初めて知りました、いや別の名称もですが;。
雪が降ると音が消えて森閑とした静けさがありますが、あの感じが好きです。
その中でどうぞ愛しい方に語り掛けてみてくださいませ。
sukekaku5th
umaonaosora3104さん、こんにちは。
「初花」ってステキですね^^*
雪の夜はものすごく静かで特別な感じがします。時間が過ぎていくのがもったいないくらい。
関東地方(南関東?)って、雪の翌朝は快晴が多くないですか。真っ青の空と銀世界。でも今回の翌朝は、海のそば、雲って雨もぱらついていて珍しいなって思ったんです。
心が無になる…そうですね。だからこんなにも雪が好きなのかもしれません。
コメントありがとうございました。
__桐花
sukekaku5th
ひるがおさん、こんにちは。
そちらではみぞれだったのですね。
こちらも夜半には雨になって、翌朝には期待したほど積もっていませんでした。
紅梅はしだれ梅なんですよ~。咲きはじめたばかりで雪が降って。その後あたたかくなって、いまだいぶ咲いてきました。きれいです。
ミモザはまだまだみたい。
話しかけちゃって、いいんですね^^
__桐花
umaonaosora3104
予報通りたくさん降りましたね。昔の人はいろんな呼び方をしますね。粉雪、初花、ささめ雪。風流なだけでなく、その時の気持ちまで伝わる呼び方。
雪は音も色も消えていく世界。しんしんと降る夜の静寂、次の朝の一面の白銀。全ての感情・思考が消え心が無になる世界ですね。
次回も楽しみにしてます。
ひるがお
なんとよく降りましたね
ミモザはまだ硬い蕾ですが紅梅は綺麗に咲いていますね
話しかけてください、桐花さんの思いが伝わることでしょう
いろんな雪に対する言い方があるんですね
あの日はこちらもみぞれでした
そのあとは雨になりましたが
sukekaku5th
tadaoxさん、こんにちは。
名前からどんな雪か想像できるのが楽しいですね。
雪のなかを歩いたりしてるときに、歌みたいに雪の名前を唱えてることがあります。響きもきれいだからかな^^*
__桐花
sukekaku5th
赤石さん、こんにちは。
ありがとうございます。雪に降られるミモザ、清らかでほんとうにステキでした。
白い雪を前になにに思いを寄せるのか、人によってさまざまかもしれませんね。同じ人でもその時の気持ちで違ってくるかもしれないし。
「全て白く覆って大地を休ませる雪。」…美しいとかよりもっと大きなものを感じます。
コメントありがとうございました。
__桐花
sukekaku5th
attsu1さん、こんにちは。
雪が好きって言うのは女の人に多いかな?
アレックスはスキーとかアイスクライミングとか趣味だったので雪好きでしたが…確かにいまの周りの男の人はたいてい「積もったら面倒~」って言ってるような^^;
傘を閉じてポンチョで雪を楽しみながら歩いてみるattsu1さんがステキです。
ほんとミモザ、楽しみなんです。去年もとてもきれいだったのに、写真はたくさん撮ったのにブログに書きそびれてしまって。
子どもの頃はお人形が怖くて、バービーも持ってませんでした^^; ぬいぐるみは好きなんだけど、お人形全般が苦手でした。大人になってからはそんなことないですけど。
映画は観に行けませんでした。いろんな意味で話題になってましたよね。マーゴ―はほんとバービーのようにキレイ!
次に雪が降るのっていつかな!? と思って、待ちきれなくて聴いちゃいました~。映画のイメージと違って静かな曲でステキでした。
雨や雪のときにまた聴いてみます^^ ありがとうございました。
__桐花
s1504
〈桐花〉さん、雪にはいろいろの表現があるんですね。
一つ一つ想像しながら味わいました。
sukekaku5th
みぎまゆさん、こんにちは。
雪のなかのミモザはすごく清らかな雰囲気でした。雪が花に見えたりもして。
雪が大好きなのおんなじですね!うれしい^^
そちらの方が寒そうなイメージなのですが、雨だったんですか~
雷はこっちでもありました。雪が降っていて大きな雷って、はじめてかも。ドキドキでした。
__桐花
sukekaku5th
大ペケさん、こんにちは。
広島は雪が珍しい土地なのですね。
神奈川も、とくに海に近い場所は滅多に降らないのですが、それより降らないってことでしょうか。今回の雪、ものすごく久しぶりで、すごくうれしかったです。
雪に不慣れな土地だから、ちょっとの雪でも車の事故や人の転倒もたくさん発生して、交通機関も乱れるし、大変なんですけど、でもわたしは降ってうれしい…^^;
雪は魔法って思う気持ち、わかります。ほんとうに魔法です。

アオバトの羽が抜け落ちていたのは、そういうワケでたぶん問題はないと思うんです。
両手のなかに残っているアオバトの感触、切ないけれど、あたたかくもあるでしょうか。いまごろ仲間たちといっしょに過ごしていてくれるといいですね。
__桐花
sukekaku5th
shimaさん、こんにちは。
ミモザと雪の対話…なにをはなしているのかなって、思わず耳を澄ませてしまいました^^*
感動したり、うれしかったり、悲しかったり、心が動くと無意識にアレックスに話しかけてしまって、返事がなくて、そっかもういないんだってくりかえし実感するんです。こまったもんです。
でもそれを小鳥や木々や草花が聞いていて寄りそってくれているって思うとなんだか安らぎます。どうもありがとうございます^^
shimaさんは真夏がお好きなんですよね。エネルギッシュで真夏のイメージそのものです。頼もしくて千恵子さんが羨ましい~
そんなshimaさんも雪に特別な思いを抱かれる。やっぱりどこか特別な自然現象なのでしょうか。
shimaさんが大事にされている「矜恃」という言葉を、雪景色から連想することもあります。
あんまり寒いと常夏の国はいいなぁとか、あんまり暑いと早く涼しくならないかなとか思いますけど、日本には豊かな四季があって、そこからたくさんの豊かな感性が生れたんだろうなって思います。
美しい四季も、美しい日本語も大事にしていきたいですね^^
__桐花
sukekaku5th
ショカさん、こんにちは~
ほんとーうに久しぶりの雪でしたね。
雪、ほんの少しの時期のズレで、被写体が変わりますね。植物たちの表情が移ろっているから。
ミモザがきれいでした。盆栽とか。
最後のもっこり茂っているのはツリーハウスのヤマモモなんですよ~
「雪は鮮烈」って、うんそう、って頷いちゃいました。
メリーランドは神奈川より降る土地だったので、雪の思い出たくさんあります。
ショカさんは雪国育ちなんですもんねぇ。雪とお母さまがつながるって、美しい…。キュンとしちゃいますね。
__桐花
赤石
おはようございます。
ミモザの緑と雪の白が、とても素敵な雰囲気です。
純白な雪に人は何を想ったのでしょうね。
全て白く覆って大地を休ませる雪。
私はそんな印象が浮かびます。
breezemaster
おはようございます^^

しんしんと降る雪、
みんな積もるとやだなぁ~みたいな会話をしています。
この日は、朝から雪予報、
私、ハイキングシューズででかけたんですが、
少し積もりはじめてから、傘じゃなくて、ポンチョを着て、
駅から歩いて帰ってきました。

少しふわっとした雪、踏みしめても、まだ柔らかい感覚、
寒いんですが、踏みしめるのを楽しみながら帰ってきたんです。
色々なことが、思い方で変わるのをあらためて思いましたよ^^

桐花さんの中では、アレックスさんに話しかけるのを思い出して、雪を楽しんだように感じました。

雪って、真っ白、
見ていると普段と違う景色を見せてくれますよね
そして、ミモザ、咲くのが楽しみですねぇ~

今日のプレゼント
バービー、観ましたか?
桐花さんもバービーで遊んだのでは?
ブロンド美人のマーゴー・ロビーが、まさにバービーに適役でした^^
静かな曲です。次に降った時に聴いてみてくださいね
https://www.youtube.com/watch?v=ML0zd8UAuq8
migimayu1080
ミモザの蕾に雪のつくのも美しいですね。
私は雪が好きで好きで大好きで 今か今かと待っていましたが…
あいにくこちらは雷雨でした。
o-peke
関東の積雪ニュースを見ていて、広島の私からしてみれば
スッゲー羨ましかった(困った人も多かった筈ですが)。
雪というのは見慣れた景色を一変させる力があります。
只でさえ色の無い季節なのに、モノトーンに染め上げる。
そう、カラーで撮ったのにモノクロにみえる事も有り、
雪が珍しい所に住んでいる者にとっては、魔法なんですよ。

さて、アオバトの特徴を教えて下さり、ありがとう
ございました。両の手にスッポリ収まったアオバトは
とてもとても軽かったのです。その感触は軍手越しでも
未だに残っています。
fumiel-shima
春を待つミモザの蕾と雪との対話が聞こえてきそうです。

そのきれいな景色の向こう側のアレックスさんに声をかける桐花さん。
そしてその声の調子から桐花さんの気持ちと表情が確実に届いている筈なのに返事が返ってこない現実・・・
でも桐花さんの胸には形を変えて確実に跳ね返っていることと思います。

そのお互いの声は木々や花々・・そして野鳥たちにも届いている筈・・・
そして桐花さんの想いを知る野鳥や小鳥たちはそれぞれ桐花さんの傍に降り立って可愛い瞳で桐花さんを見上げたり、近くの枝の上からその動きと囀りでエールを送っているのだと思います。

真夏の炎天下が大好きで冬を敬遠したいと思っている私でさえ雪には特別な思いを持つこともありますよ。
静けさや寒さ冷たさなど寂しく感じることも多いと思いますが、それがこの季節の良さにも繋がっていることもありますね。

雪やそれらに関する言葉も本当に多いですね。
雹と霰と霙などもそうですがこの違いを考えるとこれは日本人としての神経の細かさなどにもつながり喜こぶべきでしょうね。

冬を嫌なものと決めつけず、冬ならではの良さも感じ取れるよう、私も静かに視野を広げてみようと思います。
tsn24502
桐花さん、こんにちは~。
久々の雪。
風情あるすてきな絵がいっぱい撮れたね。

切ない記憶が蘇るのなら、
雪は鮮烈。
僕は雪国育ちだから、
当たり前だけど、いろんな記憶があり過ぎて・・
でも、一言でいえば、
郷愁。
幼き日の、母の記憶かな・・

ショカ
sukekaku5th
Dukeさん、こんにちは。
こんなにいろんな名前をつけている国はあまりないのではないでしょうか。
「言葉の美しさやその響きが、その情景や趣きを伝える」って、本当にその通りだな~って思いました。ほかの言語にはない美しさや豊かさ。大切にしていきたいですね。
「七変化の雪」って書いていたら自然と出てきた言葉だったのですが、素敵な感性って思ってくださってうれしいです^^*
雪はほんとうに好きなんです~
うれしかったり、かなしかったり、心が動くとすぐアレックスに話しかけてしまうクセ、なおりません^^;
__桐花
sukekaku5th
さおぺんさん、こんにちは。
しだれ梅は咲きはじめたばかりで、いきなり雪でびっくりしてるカンジでした。
梅がぼんやりしてるっていう表現にほんわか~^^*
静岡は神奈川とお隣ですけど、こっちよりも暖かなイメージあります。やっぱり梅ものんびりしているのでしょうか(笑)
六花亭のチョコレート大好きです。納得だしきれいないい名前ですよね。
__桐花
sukekaku5th
d-i-o-sさん、こんにちは。
降る雪の大きさとか状態、降り方でいろんな名前があって、わたしが呟いたのはそれです。「細雪」はその1つ。わたしはひらがなが好きで「ささめ雪」って書いちゃった^^;
ほかにも、降る時期によって、また別の名前があるそうです。「初雪」「早雪」とか「名残り雪」「残雪」などなど。
「名残り雪」は「もうすぐ春という頃に名残を惜しむように降る雪」のことだから、まさに今回の雪ですね^^
__桐花
sukekaku5th
金木犀さん、こんにちは。
子どものころは雪が降ると「きれいきれい!」とはしゃいで、犬と一緒に走り回ってました。コメントを読んでいて思い出しちゃいました。
いまは雪を踏むのがもったいなくて、じっと佇んで舞い降りてくる雪を見あげます。金木犀さんが見守ってくれていたのでしょうか。
ミモザの繊細な葉に降った雪が花のようできれいでした^^
あ、もったいないけれど、雪をさくさく踏むのも好き~
__桐花
sukekaku5th
力丸ママさん、こんにちは。
わぁ^^*
そんなステキな歌詞の歌があるのですね。
新沼謙治さんってことは演歌でしょうか。youtubeで聴いてみようと思います。
力丸ママさんの好きなフレーズに耳を傾けてみます^^
__桐花
sukekaku5th
オジンさん、こんにちは。
雪の多い地方では雪が好きだなんて言ってられませんよね。
能登で寒いなか大変な思いをされている方々にも申し訳ない気持ち…
濁りのない世界が広がる…ステキです^^
腰辛いですね!雪かきや雪降ろし中のケガなどお気をつけください。
__桐花
Duke
雪や雨の名前って本当にたくさんありますね。
言葉の美しさやその響きが、その情景や趣きを伝える日本語の奥深さを感じます。
庭に降り積もる様子を「七変化の雪」と表現される感性も素敵です。
桐花さんが以前、雪が好きだと仰っていたのを思い出しました。
しんと静まり返るそんな雰囲気もいいものですね。
返事が返ってきたらもっとよかったのに…とも思いました (^-^)ゞ
saopen
ミモザも梅も、パチッとして見えるのは、雪の寒さで目が覚めた感じですかねー。
暖かい静岡県の梅はもっとぼんやりしてますよ(笑)

六花って雪の別称だったのですね。
あの有名な六花亭製菓って…ああなるほどとひとりごつ(笑)
d-i-o-s
こんばんわ
色々の言葉をご存じですね!名残雪は創作なのかしら??細雪もw
降る雪も素敵!!
knmksi
桐花さん、こんばんは。金木犀です。
黄色と緑のミモザに降りつもった白い雪の綺麗なこと。
子どものように、きれいきれいって、走り回りたくなります。

雪は、少しずつ降りつもるので、
音も色も、少しずつ消えていくのですね。
白い世界に立ちつくす桐花さんを、
後ろから見ているような気持ちになりました。
rikimarumama2007
新沼謙治の「津軽恋女」の歌詞の中に
津軽には七つの 雪が降るとか
   こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
   みず雪 かた雪 春待つ氷雪~
ここが大好きです
yamaguti2520
雪の花が咲いています。とても素敵です。オジンは重い雪と格闘です。湿った雪なので重い重い腰が痛いです。素敵な写真なのに水いや、雪をさしてごめんなさい。雪が降っていると本当に音が静です。濁りのない世界が広がります。
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