ツリーハウスが
一年でいちばん心地いい季節です。
たわわな葉っぱが
眩しい光を
おだやかに中和してくれて。
木漏れ陽が
やさしく降り注いで
爽やかな風が通り抜けていく。
手元で揺れる
葉っぱの影と、淡い光。
葉擦れの音。
鳥たちのさえずりと羽音。
鳥が羽ばたく音って
どうして、
あんなに美しく響くんだろう。
天使…
みたいだからかな。
唯一の問題は紫外線。
去年あれこれ考えていた
「頭上にUVカット素材の可愛い布を張る計画」は
手つかずのまま。
また紫外線が恐ろしい季節になってしまった。
ヤマモモの葉っぱが
紫外線を防いでくれたらいいのに。
ツリーハウスに持っていった本。
『ぼく モグラ キツネ 馬』
2020年、コロナ禍の
イギリス・アメリカで各々100万部を超え、
社会現象となった
奇跡のミリオンセラー
__らしい。
絵に惹かれて図書館で借りてきた。
感想はいろいろと。
でもとにかく、
馬が…!
仕草(絵)も、言葉も
いちいち全部
馬ってこうだなって、うなずけて。
義父のところの
馬たち(→雪の情景)が恋しくなってしまった。
シャーロックは
こういう仕草、
こういうスキンシップを、すごくしてくる。
鼻先や頬をすり寄せて
優しくわたしを撫でてくれる。
ときには そっと、
ときに力強く、さわってくれる。
毛がつるつるして
ぴかぴかして
ふさふさしてて
抱きつくとあったかくて。
馬。
シャーロック。
繊細で賢くて
美しく、
とてもあたたかい生き物。
…ぎゅっとしたい。
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