1ヶ月に1回、孫を預かって一緒に過ごしています。
2年生と3年生。同性の姉妹ということもあり、
妹は常に姉を意識して行動しています。
そして、とにかくよくしゃべる。
親が忙しく働いているということもあり、
自分の方を向いてもらうために、
話すことが癖になっているのかもしれません。
こちらが話すことに対しても、
良い悪いもわからずにいちいち反応して返してくるため、
時にはカチンと来ることも…。
考えて話しているのではなく、反射的にことばにしている感じです。
初めはそのまま流していましたが、
「これを友だちにやっていたら、自分ではわからないうちに友だちに嫌われてしまうのでは」と思い、
「そんなことを言われると、おばあちゃんはいやな気持ちになるよ」と応えることにしました。
ところが、それに対しても「ならないもん」と、
また反射的な言葉が返ってきます。
いやはや…
昔から、しつけは親の仕事といわれてきましたが、
本当にそうでしょうか…。
1日目は余裕を持って孫たちに関われても、
2日、3日と経っていく内に、食事の支度や片付け、
お風呂に入れたり寝かせたりなどやることが多くなり、
自分をコントロールすることが難しくなっていくのを感じました。
親は、毎日仕事をしながら子育てをしていますから、
余裕がないのは当たり前です。
しつけにまで手が回らず、怒ってしまうことも仕方のないことです。
子どもたちが社会に出て、人と上手に関わっていけるようになるためには、
祖父母や地域の大人たちが、子育て中の親をサポートしながら、
子どもたちに人との関わり方(ソーシャルスキル)を、
ていねいに教えていってあげることが必要です。
今の時代、子育てをするのは本当に難しいと思います。
歳をとったら、自分のことはさておき、
身近な子どもたちや親たちを支えていってあげられる
そんなステキな大人になりたいものですね。
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