小学校に入ると、毎日宿題が出るようになります。
小1の入学当初は、勉強している自分がちょっと偉くなったような気がして、
興味をもって勉強に取り組むのですが、
数ヶ月もすると、勉強はイヤなもの、
やりたくないけど仕方なくやるもの、に変わっていってしまう子も少なくありません。
勉強は、やってもやっても終わりがないし、
やればやるほど難しくなり、時間がかかるようになります。
幼稚園までは、遊んでいても怒られなかったのに、
小学校に入ったとたん、「勉強、勉強」と言われるようになる。
親も子どものため…と思っているので、仕方のないことかもしれませんが、
これでは勉強嫌いになって当然です。
子どもは宿題をしなければならないということは、よく分かっています。
イヤだな~、やりたくないな~と思いながら時間を過ごしています。
そこでグッとがまんして待っていてあげれば、
やらなくちゃ…と自分から動き始めます。
その時に、「がんばっているね」「エライね」と声をかけてあげたり、
やっている勉強に興味を示してあげると、
自ら「勉強しよう」という動機が高まり、自主的に動ける子どもになっていきます。
子どもを育てるときには、待つこと、見守ることがとても大切です。
根気のいることですが、これを体得できれば、子どもたちは健やかに育っていきます。
言いたい気持ちをちょっと抑えて、見守ってあげてくださいね(^^)。