今年も可憐な花が彩を、増し始めた祖谷の名が付く、イヤギボウシ・・・大正4年・京都大学の
小泉源一郎博士が、東祖谷に訪れた際、新種 発見と言う事で、この名が付きました!
当時は祖谷川沿いに至る所で、大群落があるほど、沢山の花を見る事が出来ていたそうですが
その後、河川改修など行われた結果・減少の一途に立たされ唯一残されていた群落も消滅の一途に・・・
この事を見かねた、十数年前まであった池田高校・祖谷分校(農業科)の教員と共に
生徒によるイヤギボウシ再生が行われました! この事によりイヤギボウシの花を所々で
見られるようになってきました。
この復活に尽力した祖谷分校は廃校となり、役割を終えてしまいましたが、後を継いだのが
小中統廃合となるまで落合小学校がイヤギボウシの栽培に着手し種の保存に努めていました。
今では、5校あった小学校も小中一館校として東祖谷・小中学校となりましたが、東祖谷に在住している有志の方が
種を撒き育て、色々な所でイヤギボウシの花を見る事が出来るようになってきました。
そんな、イヤギボウシの紫色の花が見ごろとなり始め東祖谷の初夏を彩る様子が伺える季節となっています!
祖谷の名を持つ花・・・ここにあれ!