『墨美神®︎きもの掛軸』とは
日本の伝統文化である着物地を素材に、
和紙や着物地に描いた『墨美神(すみびしん)』や『鳳香花(ほうかばな)』に
着物を着付けるように裂地を重ねていく樋口鳳香によるオリジナル創作掛軸です。
裂地選びは元より樋口鳳香自ら表装まで手がける、唯一無二の新しい掛軸のかたちです。
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『墨美神』を、きもの掛軸に仕立てた例(作品は全て個人蔵)
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『鳳香花』を、きもの掛軸に仕立てた例
手順として
まず、きもの裂地の組み合わせを決めながら設計図を作ります。
決まったらパーツごとに切っていきます。
簡単に言えばそれだけの工程を経て仕立てていく訳ですが、
ここまでの作業がかなりの時間を要します
・どういう雰囲気の仕上がりにしたいか
・季節にあっているか
・個々の作品を生かせるデザインになっているか
・バリエーション豊かに展開できるか
・和風洋風にも合うモダンなデザインになっているか
などなど……
中でも一番試行錯誤するのが
・着物の柄のどの部分を使っていくか
です。
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着物のどの柄を、掛軸のどのパーツに使用するかで仕上がりの印象が変わります
墨美神きもの掛軸は、着物の正絹地を使うので
どの部分、どの柄を使うかで仕上がりの印象がかなり変化します
同じパターンを繰り返す小紋柄でも左右に見せる柄のバランスを考えるし
訪問着ならなおさら同じ柄が2つとないので、
正確に寸法を測って、どのパーツにどの柄を持ってくるか
設計の段階で数日を要したりします
そのため世界に二つと無いオリジナルの【墨美神®︎きもの掛軸】ができ上がります
今回もとても良い裂地が入手できました
ぜひ個展会場でご覧になってくださいね
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【樋口鳳香・墨美神®︎展】~風の記憶
会場:銀座画廊 美の起原
(銀座8丁目4−2 高木屋ビル 1F)
会期:3/28(金)~4/3(木)・日曜休廊
12:00~18:30(最終日16:00閉場)
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