ウィンブルドンのセカンドウィークが始まりました。
今ナダルとソウザ戦が放映されていますが、ナダル強いですね!
全仏の勢いがそのまま残っているように見えます。
ナダルも33歳と立派なベテランですが、スピンとサーブの勢いは衰えるどころか増しているし
フットワークにも無駄が無くなって、ボレーもすごく上手で。どこにも隙がありません。
私が対戦してたら帰りたいです泣
そうんなナダルに立ち向かうソウザも、頑張って欲しいですね!
さて、本日はB'zのNEWアルバムから”MR.ARMOUR”について。
歌詞のテーマは、世の中に文句や愚痴を垂れ、理論武装して自分を守っている彼氏を
「MR.ARMOUR」と皮肉り「男らしく本気を出して!」と心の中で詰る彼女を描いた曲。
・・・いやー、彼女の気持ち、めちゃくちゃよく分かります。
私自身、男女問わず、なぜか愚痴っぽくてネガティブな人と仲良くなることが多く。
余すことなくネガティブトークを繰り広げるその姿は、最初は面白いのですが段々と面倒臭くなり笑
「あのさー、愚痴ばっかり言ってないで、もうちょっと
やる気出したら?」
「この人はいろんな事象にダメ出しをするけど、
そういうアンタ自身はどうなのだ?」
・・・と言いたくなるのを必死に堪えています。
でも、なんかそういう人たちを愛しいと思い、離れたいとは思わない自分もいます。
「これってどういうことなんだろうか?」とずっと考えていたのですが、最近答えが分かりました。
私自身にもネガティブな気持ちや自信の無さがあります。でもそれを私は必死で隠しています。
しかし、ネガティブマン/ウーマン達はそれを隠さないのです。
ネガティブ全開なのです。
そんな彼ら/彼女らが、私は羨ましいのです。
仕事やテニスをやっていると、ポジティブな自分を演じていないと、人を巻き込んで成功したり
試合に勝ったりすることは難しいと感じます。
そして、結果を出したいがためにネガティブな本心を隠しています。
しかし、彼ら/彼女らは「結果よりまず自分の気持ちが大事」
なのです。
もっと言えば、結果のことを考える前に自分の気持ちが外に出てしまっているのです。
それが社会的に認められなかったり結果に繋がらなかったりすることは考えず、
いや、正確に言えば考えてはいるのですが、どうしてもそれより自分の気持ちを優先させてしまう。
そんな自分の気持ちに正直すぎる、可愛らしい人たちなのです。
だからこの曲の彼女さんも「Hey, Mr.Armour」と詰りながらも彼氏とは別れない。
「生身でぶつかってよ そしたらいまよりあなたにほれてしまうでしょう」
って最後に言ってるけど、でもね、それは彼女自身が彼に生身でぶつかる勇気がないので
彼氏にそれをやって欲しいと、心の中で他力本願を願って甘えているのです。
そう言う意味で、この二人は似た者同士。
お互いに甘えていて、相手に自分のことを満たして欲しがっているのです。
お似合いの可愛らしいカップルですね。
そして、同じようなことが自分と大切な人々との間にもよく起こっているなって思います。
ダサい鎧を着た人もやっぱり好き。
そんな人間関係の奥深さを感じさせてくれる一曲です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
東京はあと2週間は晴れの日が無いそうです。心だけは快晴で行きましょう!
(・・・あ、こんなところでもポジティブ人を演じている笑)