Papilionanthe teres 'Ohyamazaki'とのふれこみのこの株。P. teresであることは間違いないだろう。
でも、残念だが、大山崎ではない。そもそも、リップの色が違う。加賀正太郎ゆかりの大山崎町のサイバー蘭花譜の9番を見れば一目瞭然です。大山崎のリップの先端は黄色ではなくピンクなのです。
でも、ヤフオクに出ている全てのP. teres '大山崎'がラベル違いというわけではなく、写真の花で判断する限りこの株は本物だと思います。
あと、P. teresの白花で'Candida'とか'Caudnia'とか個体名がついている株があります。私も1株持っています。で、この株が正真正銘P. teresか?と問われれば、私すながわは、「No」と答えるでしょう。「Yes」と言い切るだけの確信がもてません。
これまで私がP. teresの白花と言われる株を眼前でじっくり観察して、P. teresと確信がもてたのは、P. teres forma alba 'Ohyamazaki'と、P. teres forma alba 'Tamie Yokose'だけです。
みなさん、株を買うときは花をじっくり見てから買ったほうがいいですよ。少なくとも買ったときと同じ花が咲きますから。(花の大きさは違うかもしれないけど。)
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