ヒメの咳が気になり、
かかりつけの先生に診てもらうと
肺のレントゲンに影が見えるということで、
山口大学動物医療センターに紹介となりました。
そして、
受診日。
この度、ヒメにとって2年ぶり、2回目の山大受診。
広島を朝6時に出て、
2時間。ピッタリ8時に到着。
受付開始時間まで車で待機。
今回は2回目だったので、問診票の記入もなくスムーズに。
今回もコロナ禍なので名前が放送で呼ばれるまで車で待機です。
今回はわりと早めに診察室に入れて先生からの問診が開始されました。
先ずは、血液検査とレントゲンの撮影からということに。
約30分ほど待機します。
その間、持ってきていた小説を読み勧めたり、各自持参物で時間を潰します(さすが2回目)。
そして、退屈することなく、診察に再度呼ばれ、ヒメの現状を聞くと、
やはり咳の原因は肺の横にできている腫瘍らしきものと言う事でした。
10人の先生がレントゲンを見たとして、おそらく7~8人の先生はそういう判断をするでしょうとのこと。
もともとCT希望で紹介してもらっていたヒメ。
そのレントゲンに写った出来物を取り除くために
オペはできないこともないけど、
ヒメは17歳なので、それをして寿命が伸びたとしても、普通に考えればあと1~2年、オペしなくとも1~2年、どちらにしても、老衰が来てしまうので、
無理に今、体に負担になる麻酔をかけてCTを撮る必要はないのではないかという提案がありました。
もちろん、先生は私達の意見を尊重するということで、丁寧に説明し、疑問にも難しそうながらも答えてくださいました。
ただ、ひとつ良かったのは、
ヒメの血液検査が、腎臓の数値以外は全て正常値で、
先生曰く、17歳でこの結果は御の字ですよ!と褒めていただけました。
見た目にも
17歳にして、こんなに元気なのも珍しいようです。
結局は、定期的にかかりつけ医の元でレントゲンを撮りながら、
腫瘍の大きさを確認して、あまりにも急激に大きくなるようだったらまた山大を受診して、オペするかを考えましょうということになりました。
正直、先生も17歳の高齢犬をオペするのは、気持ち的にすすまないらしいですが(笑)、先生による正直な話と、これからの寿命を考えた上でのアドバイスは非常に腑に落ちるものでした。納得です。
経過観察にはなりましたが、
心に引っかかっていたモヤモヤが、少し軽くなった気がします。
咳は目に見える症状なので、飼い主的にはとても心配になりますが、
ヒメが今日常生活で食欲など落ちていないことを見ると、慌てず、飼い主が冷静にならなければならないなということも思いました。
どうしてもいつまでも一緒にいたいと欲張ってしまうんだよな〜(^_^;)
とりあえず、診療は無事に済んで一安心。
ゆっくり付き合います。
〈覚書〉
診察+血液検査+レントゲン検査料
=¥17200
※今回、午前中に済みました。