王様の耳はロバの耳

乙女ゲームやBLゲーム、時々映画の感想を書いていきます。
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アンシャンテ ミシェル 感想

2020-10-10 22:52:04 | 乙女ゲーム
ラストはミシェルルート❗

まずびっくりしたのは、割とすぐに
ミシェルが魔王じゃないこと
がわかります。
本物の魔王の名前はアスモデウス。
アスモデウスは琴音ちゃんに昔ながらの一目惚れして、嫁にしようと拐います。
ルート前半は敵で自分勝手な残念キャラだけど、琴音ちゃんを傷つけようとせず(貞操以外)、未知の脅威からは必死で守ろうとし、後半は恋敵のミシェルにも発破をかけ背中を押すなど、
いい男🥰

そしてミシェルの正体は、各ルート攻略後に突如現れるモノローグの背景である灰だらけの世界での唯一の生命体の異形
さらには元は創世記の人間だった。

ミシェルの過去、灰の世界について、創世記になにがあったかは、
ミシェル本人や創世記を唯一知る天界の神、そしてこのルートの敵キャラであるノアの話をまとめると、
・ノアは創世記を生きていたが、ある日お偉いさんに騙されて異世界の穴に実験台として突き落とされる。
・落とされた先は虚無の世界で、ノアは存在が世界と同化。世界そのものになる。
・ノアの世界が創世記の人間界を脅かすようになり、人類は異世界へ活路を求める。
・ミシェルもそのうちの1人で、たどり着いた先はノアの世界。生き物が生きていけず他の人間は死に絶えるも、ミシェルは生き延び環境に適応できる異形へと変体する。
・他の異世界に逃れた人間たちも、異世界で適応できるように進化していった可能性がある。つまり、
全ての人外の祖は、異世界に避難した人間の可能性があるとのこと。
ここかなりびっくりしました。

何万年もの間お互いに孤独を深めていたミシェルはある日、人間界につながるホールを発見し、幼い琴音と出会う。
この出会いがミシェルに生きる希望を与えて人間に擬態する技術を身につけ、琴音と再会します。
それを嫉妬まじりに見ていたのがノア
ミシェルに便乗する形で琴音ちゃんに恋(?)して、自分と同一化させ中盤で本当に琴音ちゃんを「世界」という人外にしてしまいます。

ミシェルはノアに力を全部奪われて人間に戻されます
人間化したミシェルはめちゃくちゃイケメン🥰

世界と同化した琴音ちゃんをミシェルが見つけてお互いの気持ちを伝えあいます。
ショック受けるノアに、ミシェルは
「君と友達に早くなれていたらよかった」
「恋の決着をつけて友達になろう」と言います。
ミシェルの優しさ尊い

バッドエンドでは滅び行く世界(琴音)とミシェルがともに消滅を選びます。
グッドエンドで、それぞれの攻略キャラの問題も解決してて悲劇を迎えたキャラも救済されてるのよかった😭