今年に入ってから、私が主宰するスクールで使ったリッツ・カールトン大阪での優雅な合宿も、
今年の7月7日にシークレットセミナーで使いたいのも、ちゃんと意味があります。。
「順子さん、派手なこと、やってんなー」とか思ってる方もいらっしゃるかと思いますが、
今日は、どうして・・・私が、今回、このリッツ・カールトン大阪と言う場所に決めたか・・・・ってことに触れますね。
単なるラグジュアリー空間、贅沢できる環境・・・を選ぶだけならば、大阪には他にもたくさんのホテルが存在いたします。
でも・・・私は、どうしても、ここを利用したかった。
それは・・・もうずいぶん前の話になるかと思います。
当時、リッツ・カールトンの日本支社長は、ご存知の方も多いかと思います。「高野登」氏でした。
色んなセミナーにあちこち顔を出していたわたし。高額セミナーにも参加していました。
すると、参加者の数人は、泊まるホテルも一泊に50000円以上もするところに泊まられるわけです。
わたしは・・・と言えば、会社員の身ですから、一泊・・・出来たら10000円以下。安ければ安い方がありがたい。
東京までの交通費だけでも結構な出費なのに、一回講座に出るだけで食費や懇親会費も入れたら、別に5万円近くかかるんですもの・・・。
なのに・・・一緒に受講している人は、いつもリッツカールトン東京を利用する。
なんで?何が違うんだろう。ベッドの質?ホテルのキレイさ?
ずっと疑問でした。
でも・・・ま、私には関係のない世界だし・・・と思っていたころ、知り合いの企業の管理職の方が私に言いました。
「高野登さんって会ってみたい人だよなあ・・・」と。
「ん?誰なんですか。その方」と聞くと、リッツカールトンの日本支社長だと言う。
うわっ。あの、高いホテルかー。。としか思っていなかった私は、ここから高野氏の書籍を読むことになるのです。
サプライズの数数。。。クレド、紳士淑女のもてなしをする紳士淑女のスタッフの心構え・・・
へーっっっ。すごいな。。
これ・・ホンマにやってるのかな。かっこいいこと、書いてるだけじゃないのかな。
もちろん半信半疑でした。
西川の特技と言えば、人体実験。ホントかどうかは自分で確かめる。ことなので、
地元、大阪のリッツ・カールトンに泊まってみようと思ったわけです。
いろいろ調べていると、「クラブフロア」と呼ばれる階層があり、ここは特別空間とやら。。。
クラブフロアに宿泊の者だけがくつろげる「ラウンジ」もある。
どうせなら、特別空間の・・・ここっっと、予約し、宿泊。
最初は緊張していたものの・・・「お帰りなさいませ」と言われ、悪い気はしない。(初めてなのに・・・)
一人で泊まっているので、いちいちスタッフの動きなんかもよく見える。
ずーっっと、動きを観察してました。
で、気付いたことが・・・・「あ。この人たち、ものすごく誇りを持って仕事してるな」ってこと。
これ、自分の仕事にも活かせないかな・・・。単なる会社員でやらされてる・・・って意識じゃなく、
今の仕事に誇り持ってやったら、毎日が絶対イキイキしてくるはずだっっ。
その後、私は定期的に、リッツ・カールトンに宿泊することに。。。
何度も行くと、確実に顔を覚えられ扱いが丁寧になる。
しかも、女一人でいつも泊まる。誰やコイツ?になっていたとしても不思議じゃない。
私の好みの香りや入浴剤まで知ってくれて用意されている
こうなると、いよいよ面白くなってくる。
「人って、特別扱いされると気分がいい。そう大切にされたら絶対に嬉しい。ならば、私も私のお客様を
特別扱いの心地良さを感じてもらおう」と普段の仕事ぶりも変化していく。
リッツ・カールトンから会社に出勤してた日もあるくらいだから、ほんと笑える。
それくらい、ヒントになることがいっぱいだった。
「リッツのスタッフのように誇りを持って仕事しよう」と思う私の仕事のクオリティが上がらないわけがない。
会社でも沢山の表彰や褒められることが多くなった。。ここだけでも私はかなり幸せな気分を味わうサラリーマンになっていた。
で・・・しばらくそんな生活をしていたころ、次は・・・「あ~高野さん本人に会ってみたいなー」と思うようになる。
すると・・・またまた面白いことが・・・
私の知り合いの社長さんが「今度、高野さん、僕の主催の講演会に来ていただくんだけど、順ちゃん、来る?」と。。
(なんたる引き寄せ)
「きゃーっまじっっ行きますっっっ」と即答。
そして、さらに「あっ。順ちゃん、司会できるなら、やってもらえたらうれしいなっ」と社長が言う。
「やるーっっっっ」これまた即答。ホントは司会なんてやったことないのに・・・(笑)
フリートークは得意だけど、定型文書読むのは、カミカミ・・・・(笑)
その時の私のたどたどしい司会の様子を知り合いが動画で撮ってて・・・穴があったら入りたいくらいの出来・・・
・・・と、まあ、私の不出来具合はともかくとして・・・
この時、感動しちゃったエピソードがある。
講演会場がかなり広く、椅子の数も100席以上はあったと思う。
予定より早く会場入りされた高野さんを主催者の社長に紹介いただき名刺交換。
そのあと、高野さんは会場をまず下見。そして、端の長方形のテーブルを自ら聴講される方が
首が痛くないように…姿勢が辛くないように…と、角度をつけて並べ替えられた。。。
スタッフたちが慌てて、「あっっっ。やりますっっっ」と言ったのだが、高野氏は黙々と机の角度を決めて行く。
そのまなざしが真剣でまっすぐで・・・私は思わず見とれてしまった。。。
きっと、いつもこうしてお客様のことを考えられているんだなあ。どんな場面でも、今出来る最高のおもてなしは・・・を
意識して行動されてるんだなあ・・・
これが、リッツ・カールントンの従業員たち全員に浸透するように、支社長として背中を見せられていたリアルな姿なんだなあ・・・と
今まで泊まってきたリッツでのこともいろいろ思い出し、うるっときちゃったのです
「あー。。。。ほんまもんのスゴイ人、見ちゃった。。。それもさりげなく・・・」
講演会がスタートし、カミカミのプロフィール紹介をした司会の私は、つい、ぽろっと・・・この机のエピソードをお話しした。
なんか言いたくなっちゃったから。。。
きっと、私のように「本にはいいこと書いてるし、セミナーもきっとイイコトは言われるんだろうけど、自分たちとは世界が違うんだからさ。
真似できないよ」なんて思う人がいたら、「それは、ちがうっっっっ。こうして見えない部分でもきちんと意識されているから、みんな背中をみてるんだっっ」と
伝えたくなったからかもしれない。
なんせ、講師の凄さを言いたくてたまらなかった私がいた
高野さんが言ってること。やってること。全部が同じだから自然体で周りを心地よくするんだっっ
私がこの話をしてご紹介したら、高野さんは・・「いやぁー。司会の方にハードル上げられちゃいましたねー」なんて笑いながら
講演をスタートされたのだけど、その時の講演も、本当に相手のことを考えてのホスビタリティのことを教えていただいて
すっごく感動したのを覚えてる
で、その後、私が、地方のホテルで講演会の依頼を受けて話す機会が会ったときに、宴会担当のホテルマンのとある行動が素晴らしくて
私を感動させることが何度かあった。
「えっっ。まるでリッツですやんっっ。この対応、素晴らしすぎますっっっ」なんて言うと、そのホテルマンが
「いやあ。。僕は、高野氏を尊敬していて書籍も全て読んでいて、高野氏のおかげでこうして毎日ホテルで働くことに生きがいを感じております。
幸せです。」なんてことおっしゃるのを聞いて、私の方が嬉しくなって、
「高野さんーっっっっっ。地方のホテルでも、リッツのサービスかと思うような対応されるホテルマンがいて、
高野さんのこと大好きで尊敬されてますよーっっっっっ」なんてメールを転送させていただいたりしました。
わたし、高野さんの親族でもなんでもないけど、自分の身内が褒められてるのを聞いてるようで嬉しくてたまらない状態
「四国のホテルマン、やりますね!頭でわかっていても実際に行動できる人はまだ少ないです。一人前のホテルマンから一流のホテルマンの
領域に入っていますね。これからもっと楽しくなります。チャレンジもやってきますが、それがまた軸を太くしてくれます。
西川さんも良い出会いを引き寄せますね。さすがです。」 なーんて返信も高野さんからいただくのが嬉しくて、何かあるたびに
報告していました
また、娘が就職活動で、課題となる書籍が「高野登」氏の書籍で、「ママ…リッツって、すごいよな。でも、ホントにこんなんみんな出来てるんかなあ」と
言うので、まさに、私がリアルに見せていただいた高野さんの姿勢とともに、就活真っ最中の真夏に、リクルートスーツの娘を連れて
リッツ・カールトンに宿泊しましたホスビタリティとは、おもてなしとはを実際にカラダで覚えさせたかったから。
その時に対応していただいた、クラブフロアのОさんと言う女性が、まさに、娘がなりたい職業を前職でされていた方で
いろんなアドバイスもいただきました。
今でも、そのОさんとは仲良くしていただいてて、先日のリッツでのスクールでも沢山お手伝いいただきました
ご縁って繋がるなあ。。と思います。
そんなこんなで、私は、やっぱり・・・ストーリーのある会社や人物に惹かれます。
今、即効性やスピード感が求められる時代です。だから、それも大切。
でも、ストーリーって、紡ぐには時間がかかるもの。。。
それも、大切にしていくからこそ、人生に深みが出るんだろうな…と、しみじみ思います。
高野さんの存在を知らなければ、リッツの考えを知らなければ・・・
ここまで楽しい時間にならなかったのだろうな・・・と思うのです。
今、リッツ・カールトン大阪さんとは宴会部門も宿泊部門も、素敵なかかわりを持たせて
いただいています
装花の日比谷花壇さんも含め、7月7日のイベントに向けて、最高にイイモノ創ろうと
盛り上がってくださってます。
最初は、高野登さんって方のパワー。そこから、現職のリッツの担当さんのパワー。
すべては、そこで働いている方の姿で、ファンが増えるも減るも紙一重なんですよね。
たった一人の人間の姿が、周りを魅了してゆく・・・。
私もそんな存在になりたいな・・・そう思います。
7月7日(金)13時~17時。リッツ・カールトン大阪ガーデンテラスにて。
高野登さんと西川順子のコラボ企画をします
まさか、こんな日が来るとは…
わたしは・・・と言えば、野蛮です。。おてんばです。やんちゃです。
高野さんは・・・紳士です。優雅です。上品です。
こんな私なのに、高野さんは笑顔で、「一緒に面白いの企てましょう」と、器が大きい
こんな写真まで楽しんで一緒に撮ってくださいました
ふふふ
リッツ・カールトン大阪のスタッフさんまで巻き込んで、面白いイベントにしちゃうぞーっ
やっぱり、逢いたいな。大好きだな。仲良くなりたいな。と言う純粋な気持ちは届くのではないかしら・・・
と、最近しみじみ思うのであります。
以前にも言われたことがあります。
「順子さんて人脈利用しようとかないよね。単純に好きだーっって気持ちで動く。だから面白い」と。。
私もね。オトナですから、計算していろいろ考えて戦略練って・・・とか勉強したこともあります。
でもね・・・しんどくなっちゃうんです。そんな人間関係なら要らねーっっっって。
純粋に大好きな人とだけ繋がっていたいし笑顔見ていたいから
他人さまから奪おう。とか、人脈にして利用してやろう。とか、よこしまな気持ちでは続かないものなんですよね。
子供の頃のように「大好き」な人やモノには「大好き」って正直にいつも言える自分でありたいと思います。
今日も、いろんなことに感謝して寝たいと思います。。。
やっぱり・・・高野さん・・・すごいわ。。。
私にはないもの、いっぱい持ってる・・・