マリウポリのアゾフスタリ製鉄所からやっとの思いで脱出できた市民にとって
もっと悲惨な選別収容所という現実が待ち構えていることがわかりました。
アゾフスタリ製鉄所から脱出した市民はいったん選別収容所という収容施設に
入れられ、一人ひとり尋問を受けるのだそうです。
この尋問により親ロシアか反ロシアに分類され、親ロシアと判断された人は
親ロシア地域に移送される、その後は誰にもわかりません。もしかしたら他の
地区で行われたようにシベリアや極東のサハリン送りになり強制移住させられる可能性があります。反ロシアに分類された人々はどうなるのか?
おそらく処刑される運命が待ち構えています。
これらの所業、かつてスターリンがやった反体制派に対する粛清、そして
ナチスドイツのヒトラーがおこなった反対派に対する虐殺と同じことをまさに
今ロシアがおこなっているのです。
こんなことが国際法上決して許されるはずがありません!!
ロシアはナチズムですか?それともファシズム?
ウクライナのナチスを殲滅すると言っていながら、実は自分たちがナチスで
ウクライナ国民にナチスの汚名を着せて粛清しようとしているのではありま
せんか?
のどかな農業大国のウクライナ、そのウクライナの国民が民族の自決と
国家の存亡をかけて大国ロシアと戦っています。
国の独立を勝ち取るというのは本当に難しいものです。
でも戦わなかったら国がなくなってしまうのです。
命がけで戦っているウクライナの方々にこころから敬意を表するとともに
どうぞ命を失うことなく、平和をその手で掴み取っていただきたいとこころ
から願っています。