これは、所有しているLenovo G465。2010年発売の14インチディスプレイのノートパソコンだ。
スペックは下記の通りだが、当時のエントリー機なので、今となっては貧弱そのものだ。
CPUはAMDのAthlonⅡ X2 P340(2.2GHz)。メモリは1MB、HDDは250GBだ。
さすがに、Windows7でもメモリが1GBでは心もとないので、購入時に4GBに増設。2015年頃にHDDを中古で入手した1TBのものに換装した。しかし、2020年1月14日にWindows7のサポートが終了してからは、しばらくは放置状態だったが、最近になってWindows10 にアップデートした。でも、さすがに非力で使い物ならなかったので、Linux Mint 20もインストールして、ダブルブートにして主にLinuxを使ってきた。
そんな折、ネット上でCPUを換装したという記事を見たので、自分もチャレンジしてみた。古い機種なのでなかなか交換可能なCPUが見つけられなかったが、ネットで検索しまくって、なんとかAMDのPhenomⅡ P960(1.8GHz)ゲット。本日、換装作業を終えた。
換装後のスペックは上記の通り。換装といっても、実はノートパソコン用のCPUでもソケット式なので、裏蓋を開けて、ヒートシンクを外して、シリコングロスを塗りなおして、新しいCPUを入れ替えるだけ。道具はプラスとマイナスのドライバーがそれぞれ1本使っただけだ。
換装後の体感は倍以上早くなった感じで、大いに満足した。さらに、CPU動作クロックが下がったので、発熱も抑えられて、空冷ファンもあまり回転することなく、静かなノートパソコンになったのは予想外の効果だ。
最近は、ノートパソコン用CPUでソケット式のものはないようなので、こんな改造か難しいが、10年前のパソコンがすっかり現役で使えるものに生まれ変わったのはおもしろかった。これで、WEB閲覧やブログの更新などにはこれからも使っていけそうだ。