Windows10へのアップグレードの第2弾は、ネットブックのASUSのEeePC1015PXだ。画面の解像度が1024×600というのはかつてのネットブックによくあったものだが、Windows8では裏技を使わないとうまく使うことが出来なかった低解像度(今となってはだが)だ。また、このネットブックはWimaxが内蔵でモバイル用にと思って購入したが、バッテリーがもたないという弱点があって、モバイル用途ではあまり利用されなかった機種だ。
もともとのOSはWindows7 starterというWindows7のサブセット版のOS、壁紙さえ裏技なしでは変更ができないという制限の多かったOSを発売当時のキャンペーン価格で買ったWindows 8にアップグレードしていたものだ。それを今回のWindows 10への無料アップグレードでさらにOSのアップグレードしたわけだ。
OSアップグレードの動作は、はっきり言って「これは使える!」だ。
縦横比を無視すれば、無理から1024×768で使えたWindows 8とは異なり、本来の解像度の1024×600までしか使えないが、これがフォントの関係かWindows8よりも体感的には広い画面で使えるので、操作性は良い。
そして、何よりも動作がきびきび、さくさくとしているので気持ちが良い。今のところ、各種ドライバーの問題もなく、ファンクション・キーも音量の調整以外は使えるようだ。
かつて購入したネットブック、活躍の場を失って、家の片隅のどこかで眠っているのならば、Windows 10はおすすめのOSかもしれない。