『算数の教え方教えますMother's math』in東京☛ホームページはこちら
『海外在住のお子様の学習サポート』
☞『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら
☞『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ』
『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』
☞『長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』
3年生の「かけ算」は2年生の九九の応用です。
そして、この3年生の「かけ算の性質」を理解せてくれるとてもいいものがあります。
以前にも紹介したのですが、九九の表です。 (参照 1月13日のブログ)
この九九の表をお子さんに作らせるといいですよ。
さらに、この表をつくる作業を時間を計りながらさせるとより理解が深まりますし、ゲーム感覚で取り組めるのでお子さんにも楽しみながらスピードを上げることができますよ
(お子さんが作った表をはよく見てくださいね、間違っているとこもあると思いますよ、よーく点検してください)
九九の表
この表を完成させると、自然といろんな「かけ算の性質」が身に付きます。
性質1 対称性
性質2 次々に同じ数をたす
この表を見ると 6の段は次々に6をたしているので
6×2=6×1+6
6×3=6×2+6
・・・
6×5=6×4+6
・・・
がわかります。
もちろん、「6×5=6×6-6」ともいえる。
性質1、性質2は九九の表を手早く仕上げようとすると、お子さん達が自然と工夫するようになる性質です。対称性に気付くと半分だけ書いて対称に書き写せばできますし、次々に同じ数を+ことに気付くとどんどん足して数を出す方が楽であることも知ります。
そう、時間を計りながら表を仕上げると、出来るだけ早く表を埋めるために、お子さん達は楽をしようとします。楽に計算するには工夫し始めます、その工夫をするときにお子さん達はちゃっかりと「かけ算の性質」を身に付けちゃいます
。
もちろん、お子さんが気づいていない場合もありますので、何度か九九の表を時間を計ってやらせてみた後、親子で「対称性」と「次々に同じ数をたす」ことを表のなかでお子さんがわかっているのかどうかを確かめてみてくださいね。
3年生の平日の勉強は、是非タイマーを使って「よーいスタート」で九九の表を書かせてみてください。
そして、その後かけ算の性質の問題をやってみると解きやすいと思います。