『算数の教え方教えますMother's math』講座 in東京☛ホームページはこちら
新学年に向けての春の体験講座を開催します。詳しくはこちらへ☞体験講座 春
今日、全国公立大学の前期試験の合格発表は全部終わった。前期の合格発表の最後を飾るのは難関大たちである。そして、現在では難関大の多くは後期試験がない。たった一度のチャンスなのである。なんとも、緊張するこの日である。
(10数年前はどの国立大学も前期・後期の2回の入試があったものであるが)
そして、現在難関大中でも後期試験の残っている大学には受験生が殺到し、とても厳しい受験となる。
少子化の影響で確かに大学入試レベルがどんどん下がっていっているのは、私が高校の教員をしているときに年々感じていた(えっっ、この学力で合格!?)。しかし、前期1発勝負の入試は厳しさを感じる。2回ぐらいチャンスあってもいいのでは?定員一定で前期と後期で人数を分ければいいだけなのだがら・・・・・・
将来の受験生をお持ちのお母さまにお伝えしておきます。大学入試で勝つには、数学は記述力です(途中式を書くことです)。そのためには、質の良い勉強つまり途中式や途中の考えを書く癖はもちろんですが、式の意味をも抑える癖が必要です。
最近は中学受験には非常に熱心な親子がいらしゃいますが、中学受験はあくまでも途中過程です中学に入ってからも質の良い勉強をしなくては、高校生になる前にいつの間にか衰退してしまっている生徒も多く見受けられます。(あれ、いい中学から来たはずなのに・・・っていう生徒は多いです)多分、志望する中学に入れたら後は学校が何とかしてくれるっと考えているのでしょうが、中学から高校まで3年間もの長い時間があり、この間の勉強の質は着実にその子の学力に反映されますし、この質の良い勉強は各個人で常に意識しておかなくては身に付きません。くれぐれも気を抜かないよに
また、中学受験に思い通りにならなくても全くあきらめることはありません。だって、中学は途中過程ですから。さらに実は小学生ぐらいの小さなうちは、誕生日や成長状況によっても学力は左右されます4月生まれと3月生まれは丸1年ほど差があります、この子たちが同じことをするのですから差が生じるのも当然です。(でも、この1年差は大学受験生の18歳以上になると、若い脳が有利になることも・・・・あるんだな~)大事なのは、質の良い勉強をさせることです。
実際に高校入学時では数学が得意でない生徒でも本人の強い意志と質の良い勉強を意識し半年間ぐらい訓練したら、何とかなるものです(相当厳しい毎日の訓練ですが)。でも、これはその生徒の途中式や考え方を指導できる者が傍にいた場合です。
そして、この質の良い勉強をさせるためには、小学生のうちに癖をつけることです。そして、小学生の勉強で一番傍にいる人はお母さんです。
残念なことなのですが、中学生ぐらいになるとなかなか親の言う事を聞いてくれません、さらに高校生では大人の言う事を聞きません
。だから、小学生のうちに数学の勉強の仕方を身に付けるのです。そう、大学受験の特に2次試験に通用するような勉強の仕方をそっと身に付けさせてやることです。数学の難しい式を身に付けるという意味ではありません、今やっている算数の内容のなかで「途中式を書く、式の意味をとる」という小さな癖を付けておいてあげると、中学・高校になってより難しい内容を勉強するときに自分でそれをやっていくことが出来ます。
お母さまがやることは、「質の良い勉強の種」を小学生のお子さんにまいてあげることです。その後は、いろんなところで水や肥料をもらいお子さん達は自分で大きくなり、花を咲かせるようになります。
(また「途中式って・・・?」とたまに質問されますが、これについても、ちょうど近々にある体験講座で説明しようと思っています、そんなに難しいことではないです)
とにかく、大学進学を考えているのなら大学受験のこの合格発表のあるこの日まで、質のよい勉強をさせてください。
そして、大学の受験生の皆さん、来週には中期・後期試験です入試はまだ終わっていません。今が肉体的にも精神的にも一番辛い時と思いますが最後まで粘ってください。
途中式も大事ですが、入試で一番大事なことはチャンスがある限り諦めないことです。
新学年に向けての春の体験講座を開催します。詳しくはこちらへ☞体験講座 春
〇小学6年のお子さまをお持ちのお母さまへ 中学数学の準備(分数準備)を是非!!
分数準備1,2、分数準備3 分数準備4、分数準備5 分数準備5.5