DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

UK★6/15 川崎チッタ

2012-06-19 | 音楽


楽しみにしていた、UKのライブに行って参りました。

一言でいって、圧巻×感無量。。。

帰宅途中、同行者と
「もう喉のあたりまでプログレ!って感じ」
「歌いながら、あのベースってすごい!」
「3人、ぞれぞれに世界を持ってるね、ひかないね!」
等々、夢中でしゃべりあってしまいました~

ボジオの宇宙船のコクピットのようなドラムセット
(ステージの3/1を占めてるように見えてびっくり)
を叩き尽くす様、
エディのクールにして大胆&華麗な演奏、
ジョンの情感のこもったボーカルとハイテクベース、
バトルのように静かな火花が散るようで。。。
ギターレスがまったく気にならないほどの濃厚な構成に
UKの真髄を見ました。

しょっぱななAlaskaの、足元から地響きがくるハンパない音圧に、エディの気合い&気迫を感じます。キーボードとヴァイオリンを自在に弾きこなし、時には弓をぶんぶん鞭のように(笑・似合う)振り回しながら、ステージを牛耳る、美意識びしびしな王子様、健在。

ボジオ氏の全身をつかっての渾身のドラミングは、今までに見たことがない壮絶なもので、筋肉痛が本気で心配です;ちょっと合ってないかな?という部分は何度かあったのですが、あまりにすごいドラミングに圧倒されて、気になりませんでしたぁ。逆にこれがライブだ!って感じで。

ソロの世界観も面白かったですー(もはやUKではなかったけど)。
(FBのチャットで、「プリミティブ・ボジオ」「現代音楽系アフリカン」「頭脳派アスリート系」なぁんて盛り上がったのも楽しかった♪)

そしてジョン。
今回も聞けたThirty Years、
Rendezvous 6:02からCarrying No Cross・・・
STOP!・・・ジョンの手が宙をたぐって物語をつむぐ
深い世界にひきこまれて、思わず涙が・・・
私は、去年より深みが増したような気がしました。。。

これぞまさにプログレ!という音密度の濃い一時を思いっきり堪能いたしました。
ハッピー!!!

音はさておき、まさにこんな雰囲気。
UK Alaska/Night After Night Live Montreal 2012 HD


SET LIST/2012.6.15(14~17日同じ)
Alaska~Night After Night
Nothing to Lose
Thirty Years
Rendezvous 6:02
Carrying No Cross
Eddie Jobson Key Solo~Violin Solo~Terry Bozzio Solo
As Long as You Want Me Here(合唱要練習!)
Danger Money
In The Dead Of Night -By The Light Of Day-Presto Vivace And Reprise

Encore
Caesar's Palace Blues
The Only Thing She Needs


おまけ:

ジョン・ウェットン、トリオ版UK再結成のいきさつを語る

ボジオの奥様がやってらっしゃるブログで、ドラムセットが確認できます。
「今回のテリーのセット」
コメント (4)
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