DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

大藤信郎展★7/20 東京国立近代美術館フィルムセンター

2010-07-21 | ドラマ・映画・演劇・アート
昨日は、ようやく「告白」を見れたのですが、
時間調整(&避暑)に、さほど期待せずにふらりと入った
展示会が面白かった!☆

アニメーションの先駆者 大藤信郎

大藤信郎さんの作品の素晴らしさにももちろん、
すごく感動したんだけど、
常設の「展覧会 映画遺産」がハンパない、充実ド。
銀座にんな穴場があったとわ、しらなかったぁーーーー;

なんと開館と同時に入ったので、けっこう広い会場を独占。
戦争で東京にあったフィルムの多くが失われたらしいのですが、
海外で見つかったものや、なんとか再現したものなど、
貴重な作品が何十本も同時に流されていて、
それを完全に貸し切り状態で見れたので、超贅沢でありました。

当時の先進機器の映写機もカメラも
レンズや歯車など、じっと見つめていると
吸い込まれそうに魅力的で、メカ萌えマインドに
火もつきつつ。

・・・が、
なんかねーーーーー正直ちょっとコワカッタ。
人がいないと照明が消えるので、移動すると消えちゃうわけです。
ちょっとびくっとしつつ。
次の部屋も私が行くまでは暗いまま、
ちょっとドキドキしつつ。

昔の人の“脂”のにおいが染みついた古道具独特の
濃い空気と、今はこの世にはおられない人たちの大量の動画・・・
極めつけは溝口健二監督のデスマスクー!!!

((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル.

昔の私だったら、ゼッタイダメだったなぁ。
大人になったね、あっし☆

いや、今度は誰かと一緒に行きたい。
でもって、じっくりカメラたちと向き合いたいのであります!!

大藤信郎先生のセロファンアニメの「幽霊船」や、
未完の遺作を部分再現した「竹取物語」など
まったく古さを感じない、高い芸術性と表現力でありました。
カンヌで絶賛されたという『くじら』をぜひ見たい!!

大藤信郎(wiki)================
戦前期には江戸千代紙を用いた切り絵アニメーション、戦後は影絵と色セロファンを用いたアニメーションを個人で作り続け、とりわけ後者は日本のアニメーションとして初めて国際的な評価を受ける。特に1953年にカンヌ国際映画祭短篇部門に出品した『くじら』(1952年完成)は上映会場で画家パブロ・ピカソにも絶賛された。没後、大藤の生涯の業績を記念して毎日映画コンクールの中に大藤信郎賞が設けられた。
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東京国立近代美術館フィルムセンター
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2 コメント

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ちゃとと様 (NAL)
2010-07-24 21:47:47
なかなか面白かったですー、ぜひー☆

それにしても暑いっすねー;

今、某コミュで暑苦しい画像を貼る企画(?)に
参加してるのですが、
なかなか楽しいのでいくつかご紹介ー。
暑気払いにどぞ(?

http://www.youtube.com/watch?v=ucwWIN87tWY

http://www.youtube.com/watch?v=27RyPWdxueI&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=K-NSgv8tQac&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=zL6xgki326E&feature=related

ラッコ庵様の一休さんも対抗できそうです♪
返信する
うだる~~ショッカー♪ (ちゃとと)
2010-07-24 09:00:44
いやほんとに暑いですね~

行ってみたい!紹介ありがとーっ!
返信する

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