Pythonプログラムの記述
テキストエディターで作成し、sample1.py で保存⇒ターミナルからコマンドで実行。
関数定義や条件文の記述
関数定義(def)や条件文(if や case)の行末には":(コロン)"が必要
関数定義に続く実行文は必ず字下げする
字下げにはTabキー、またはスペースキーを使うが混在させるとエラーになるので、いずれかに統一する
コメントの記述
"#"が行頭にあると以降はコメントになり、以降1行分は無視される
”””~”””(ダブルクォーテーション3個連続の間)は複数行でもすべてコメントになる
コメントには日本語が使える
スクリプトの最初には初期設定とメッセージ出力を記述
最初に記述した文はモジュール・ロード時に実行されます。Pythonスクリプトは上から順に実行されるので、最初の部分には初期設定やメッセージ出力を記述。
関数を定義する方法
関数はdefで定義します。
引数のパラメーターはいくつでも使え、初期値を代入することもできます。
戻り値があるときだけreturn文を使います。
定義文の行末はコロン”:”で終えます。
関数内部の実行文は字下げ(イデント)します。
メイン部
関数定義の後に記述する部分がメイン実行文です。
メイン部で永久ループするときは、while true文を使います。
Pythonは複数の要素で構成されたデーターを定義する2つの方法があります。
(1)List(リスト)
複数の要素で構成されたデータ列をひとつの値として扱うことができる。「 [ ]でまとめて初期化定義したデータ群をListと呼ぶ。
Data = [data1, data2, data3,・・・・] #データ1は0番目のデータ
Data[1]のようにインデックスで指定すると値を取り出せる。
List(リスト)として定義されたDataがあるとき、次のメソッドを利用できる
①Listに値を追加
●メソッド1 Data.append(data) : Listの最後に追加。
●メソッド2 Data. insert(n , data) : Listのn番目に追加。nは0から始まりnが0のときは最初に追加。
②Listからデータを削除
●メソッド1 Data. remove(data) :指定したdataを削除する。最初に見つかったものだけ削除。
●メソッド2 Data.pop(n) : n番目のデータを削除して値を返す。nがないときは最後のデータを削除。
③List内のデータの個数や位置を調べる
●メソッド1 Data.count(data): 戻り値でdataが出現する回数を返す。
●メソッド2 Data.index(data): dataが最初に見つかった位置を返す。
(2)Dict(ディクショナリ)
Dictは key : dataという構成のデータ列を{}(中かっこ)でくくるデータ塊の定義関数で、次のように定義する。
Dict = {key1 : data1, key2:data2,key3:data3・・・・}
記述
Dict = {’Mon’ : 5, 'Tue':6,'Wed':7 ,'Thu' :8 ,'Sat':9 ,'Sun':10}
keyの項目を利用して値を取り出したり変更したりできる。
①値を取り出す
Dict1.get(<key>, <default >) //keyに対応する値を返す。keyが無い時はdefalt値を返す。
Dict1.get('Sun', 'notfound')
②値を追加する
Dict1[key1] = data1 //key1 : data1という値をDict1に追加する
Dict ['Sun'] = 11 //Dict1に'Sun' : 11という値を追加する
③値を削除
del Dict1 ['Wed] //「'Wed':7」を削除する
④keyの項目だけを取り出す
print Disk1.keys( )
⑤for文のインデックスとしてkeyを使う
インデックスの”i”にkeyの値が順番に」適用されてすべてのkeyが順番に出力されます。
for i in Dict1:
制御文(if文 while文 for文)の記述
①if文
if 条件式:
実行文
elif 条件式:
実行文
else :
実行文
elif以降は必要がないときはなくてもよい
条件式やelseの最後には”:コロン”が必要
条件式に使える比較用演算子 <,> = = ,!=, >=, <=
複数の条件式の論理積はandで、論理和はorで結合できる。
②for文
for <vale> in <list> range(count) :
行末に”:”コロンが必要
while文の内部の実行文は字下げ
"in"の後ろに記述するループ対象オブジェクトの1要素がvalue変数に毎ループ入る
rangeオプションを使うとcountで回数を制限できる
range以降はなくてもよい
③While文
while 条件式:
実行文
条件式の後に:コロンが必要
While文の内部の条件式は字下げ
④print文
print ”文字列:フォーマット”%
フォーマット部に代入する変数
%s:文字列 %d :数値
出力先はターミナル
ご不明の点はご遠慮なくお尋ね下さい。存じ上げていることは丁寧にご案内させていただきます。
TEL 090-3194-4902
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