カンボジアの学校で、
給食を始めたときの話です。
カンボジアの田舎の貧しい村
ですから、3日に一食しか
食べられない子どももいます。
学校で給食が始まると、
早朝から待ちきれずに、
お腹をすかせた子どもたちが
食器をもって集まってきます。
朝7時。ごはんが炊き上がり
「いただきます」と給食が始り、
みんなおしいそうに食べます。
でも、一人だけ
食べない子がいました。
その子はビニール袋に
自分の給食を入れたのです。
しかも、給食が終わろうとした時、
何事もないかのように、
まわりの友達が自分の分を
三分の一ほど残し、
その子のビニール袋に給食を
入れて分けてあげました。
実は、その子の家には、
お腹をすかせた小さな弟や妹が
いるのだそうです。
みんなはそれを
知っていたのでしょう。
その子は、給食が終わると、
ビニール袋を抱いて、飛ぶように
走って学校を後にしました。
分け合えば、足りる
分け合えば、皆が幸せになります
おはようございます。
今年1年、スナフキンの
ブログを読んでいただき
有難うございました。
来年もよろしくお願いします。
皆様、良い年をお迎え下さい。