ひな祭り

ひなとは漢字で雛と書きます
意味は「おさなご」です
旧暦では3月3日あたりに
桃の花が咲くので、
桃の節句ともいいます
その意味もあって、
桃の花を飾りますが、
桃の花には邪を除く力が
あります
江戸時代には、
桃の花を浸したお酒を
飲むと百病を除くという
習慣がありました
中国では桃の木は悪魔を
打ち払う神聖な木とされ、
飾るようになりました
昔は紙でひな人形を作り、
祭りが終わると川に流しました
人形に自らの汚れを託して
流し幸せになれるように
祈ったのです
神道の水でみそぎをし、
身体を清めるところから
きているようです
昔はひな人形を野辺や川に
もっていき、その景色を
人形に見せたようです
そのとき持っていった
お菓子がひなあられです
このひなあられは、
色がついています
白は長寿や純潔を表し、
赤は魔除けで緑は健やかな
成長を表しています
ひしもちと同じです
また赤は桃の赤、白は白い雪
緑は春の芽吹きを
表しているともいいます
ハマグリをお吸い物で
いただくのは、
一対の貝がらが、
ぴったり合うことから、
良縁を願い、
白酒は体を清め、
ちらし寿司はエビなどを
載せて、めでたさ　
すなわち幸せや豊かさを
お祝いするのです
それぞれに深い意味が
ありますね