今回、石巻に行きたかった理由の1つに、どうしても自分の目で現地を見てみたかったから。
被災地から遠く離れてて、TVとか新聞とか・・・限られた情報しか入ってこなくて、
その限られた情報もどんどん少なくなってきてて・・・。
実際に行ったからって、自分に出来る事があるのか分からないけど、
どうしても自分の目で見たかったから・・・数年振りに行って来ました。
日和山公園から見た町の景色は一転してて、町を歩けば、そこかしこに津波の痕跡が見られた。
「ここまで津波が来ました」って印も、お寺の土塀に残った痕跡も、明らかに私の身長(166cm)より上で、
数年前にはあった建物が無くなってたり、立入禁止の印が書かれてる建物は被害の大きさを残してた。
道路も地震の影響が残ったままの場所があったり、同じ場所に立つと、以前は見えんかったハズの海が見えたり・・・
分かってはいたものの、何度も何度も胸を締め付けられて、言葉が出んかった。
石ノ森萬画館では、特別展をしてて、新聞記事、写真、映像、音声で震災を振り返る事が出来たけど、
どれもこれも、あまりにもリアル過ぎて、今までTVや新聞で観てきた以上に被災地の声が伝わってきて、
当時の津波の映像や、ラジオの音声に何も言えん様になった。
それと同時に、今まで見てきた報道は何やったのかな・・・って思った。
被災地の声も、現状も、色んな人に全然伝わってないと思った。
被災地以外に居ると、時間の経過と共に「〇〇に復興市場が出来ました」とかってニュースしか観ん様になってる。
それだけを聞けば、どんどん復興してる様に思う。
もちろん、少しずつ前には進んで行ってるけど、本当の意味で「復興」って言えるまではまだまだ遠い。
津波の被害が大きかった所を見ても、確かにそこにあった物が片付けられてはいる。
けど、それだけ。
そこから先は何も進んでない。
遠くに積み上げられたまんま、何か月も放置されてる車両の山があったり、
一面雑草に覆われてる場所があったり・・・。
ホンマの意味で「やっと復興した!」「以前よりも町が成長した」・・・
そんな風に言えるまで、どれだけ掛かるか分からん。
けど、いつか、またそこに町が出来て、みんなの笑い声が戻るまで、少しずつでも自分達に出来る事をしていく事が、
細くても長い努力と協力をしていく事が、ホンマの復興に繋がるんやと思う。
私が見た被災地は、ほんの一部やったし、まだまだひどい所もたくさんあると聞いた。
それでも、今回、石巻に行けた事は本当に良かったと思う。
それと・・・今回触れ合った被災地の方達が、本当に明るくて、前を向いておられる事が伝わってきたのが、
すごく印象的やった。
次に行けるのはいつになるか分からんけど、また近い内に行きたいと思う。
↓ 被災地の写真を撮るのって、どうなんやろ・・・って思ったけど、震災前のデータを見つけた事と、
現状を伝えたくて、少しだけ撮らせて頂きました。
同じ場所から見た時に、そこにあった物が無くなってる事実がすごく悲しくて、淋しくも思いました。
↓ TOP画像とほぼ同じ場所から、石ノ森萬画館方面を望む。
☆ 震災後
↓ 日和大橋方面を望む。
☆ 震災前
☆ 震災後
↓ 日和山公園から、日和大橋より右側を望む
☆ 震災前
☆ 震災後
↓ 大きな津波にも奇跡的に残ったハリスト教会。
改修中で観られませんでしたが、目視出来る部分では、建物もほとんどきちんと残っていた様です。
↓ 津波の痕跡が残るお寺の土塀。
上の白い土壁部分の半分位のところに、痕跡が見えるのが分かりますか?
被災地から遠く離れてて、TVとか新聞とか・・・限られた情報しか入ってこなくて、
その限られた情報もどんどん少なくなってきてて・・・。
実際に行ったからって、自分に出来る事があるのか分からないけど、
どうしても自分の目で見たかったから・・・数年振りに行って来ました。
日和山公園から見た町の景色は一転してて、町を歩けば、そこかしこに津波の痕跡が見られた。
「ここまで津波が来ました」って印も、お寺の土塀に残った痕跡も、明らかに私の身長(166cm)より上で、
数年前にはあった建物が無くなってたり、立入禁止の印が書かれてる建物は被害の大きさを残してた。
道路も地震の影響が残ったままの場所があったり、同じ場所に立つと、以前は見えんかったハズの海が見えたり・・・
分かってはいたものの、何度も何度も胸を締め付けられて、言葉が出んかった。
石ノ森萬画館では、特別展をしてて、新聞記事、写真、映像、音声で震災を振り返る事が出来たけど、
どれもこれも、あまりにもリアル過ぎて、今までTVや新聞で観てきた以上に被災地の声が伝わってきて、
当時の津波の映像や、ラジオの音声に何も言えん様になった。
それと同時に、今まで見てきた報道は何やったのかな・・・って思った。
被災地の声も、現状も、色んな人に全然伝わってないと思った。
被災地以外に居ると、時間の経過と共に「〇〇に復興市場が出来ました」とかってニュースしか観ん様になってる。
それだけを聞けば、どんどん復興してる様に思う。
もちろん、少しずつ前には進んで行ってるけど、本当の意味で「復興」って言えるまではまだまだ遠い。
津波の被害が大きかった所を見ても、確かにそこにあった物が片付けられてはいる。
けど、それだけ。
そこから先は何も進んでない。
遠くに積み上げられたまんま、何か月も放置されてる車両の山があったり、
一面雑草に覆われてる場所があったり・・・。
ホンマの意味で「やっと復興した!」「以前よりも町が成長した」・・・
そんな風に言えるまで、どれだけ掛かるか分からん。
けど、いつか、またそこに町が出来て、みんなの笑い声が戻るまで、少しずつでも自分達に出来る事をしていく事が、
細くても長い努力と協力をしていく事が、ホンマの復興に繋がるんやと思う。
私が見た被災地は、ほんの一部やったし、まだまだひどい所もたくさんあると聞いた。
それでも、今回、石巻に行けた事は本当に良かったと思う。
それと・・・今回触れ合った被災地の方達が、本当に明るくて、前を向いておられる事が伝わってきたのが、
すごく印象的やった。
次に行けるのはいつになるか分からんけど、また近い内に行きたいと思う。
↓ 被災地の写真を撮るのって、どうなんやろ・・・って思ったけど、震災前のデータを見つけた事と、
現状を伝えたくて、少しだけ撮らせて頂きました。
同じ場所から見た時に、そこにあった物が無くなってる事実がすごく悲しくて、淋しくも思いました。
↓ TOP画像とほぼ同じ場所から、石ノ森萬画館方面を望む。
☆ 震災後
↓ 日和大橋方面を望む。
☆ 震災前
☆ 震災後
↓ 日和山公園から、日和大橋より右側を望む
☆ 震災前
☆ 震災後
↓ 大きな津波にも奇跡的に残ったハリスト教会。
改修中で観られませんでしたが、目視出来る部分では、建物もほとんどきちんと残っていた様です。
↓ 津波の痕跡が残るお寺の土塀。
上の白い土壁部分の半分位のところに、痕跡が見えるのが分かりますか?