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何気ない日常を独り言の様につらつらと…
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森沢明夫ワールド突入中

2012年05月06日 | ブログ
先日、森沢明夫さんの『虹の岬の喫茶店』を読んでから、すっかり森沢ワールドにはまってる私。

お恥ずかしながら、かなり有名な方だったにも関わらず存じてなかったのです。
決して”本を読まないのでは無くて、読む作家さんが固定されてたり、本屋でたまたま手に取って帯やあらすじを見て買う事はあっても、膨大な数の中から手に取る本ってしれてたりするんですよね。
しかも、映画化されたり、話題の本なんかにはあまり興味が無いので、本屋さんでもそういうコーナーはスルーしてしまうのです。


森沢明夫さんの『虹の岬の喫茶店』は、村上てつやさん(ゴスペラーズ)が対談をされていた事で知ったのです。
対談内容を読んで、この本に興味を持ったのが1つ。
もう1つは、私が地図が大好きな事!(笑)
森沢明夫さんは日本の海岸線を旅されて、それが本になったりしてると知って、地図好きな私が飛びつかないワケがない!!


とは言え、何から読めばいいか分からず、とりあえず手にしたのが『虹の岬の喫茶店』でした。
千葉県のとある岬に実在する喫茶店を舞台に、いろんな人と喫茶店のおばあさんの出会いを書いてある物語は、読み進める程に引き込まれて、まるで自分がそこに居るかの様に情景が目に見えてくるストーリーでした。
読み終えた後には、ほっこりして気持ちがあったかくなれました♪



今回読んだのが、図書館で借りた『夏美のホタル』で、途中からずっと涙が止まらないまま読み終えた作品でした。
たまたま立ち寄ったお店に住むヤスばあちゃんと地蔵さんとの出会いが、人との出会いを広げて、その出会いが無ければ経験しない優しさとかあったかさとか・・・涙が止まらないのに、気持ちはほんわかとした終わり方でした。


大人買いした3冊の中では、『渚の旅人』と『海を抱いたビー玉』を読破!!





『渚の旅人』は、興味を持った1つの”日本の海岸線を旅した”お話で、普段当たり前の様に見てたり、そこにあるモノが当たり前の様に感じている事でも、実際に体験したり触れ合う事で、何気無い事が大切なモノになる事を考えさせられた1冊でした。
てか・・・旅したい!!!
その土地の人や空気に触れて、その土地の匂いを感じたいと思いました。


『海を抱いたビー玉』は、主人公でもある「いすずBX341(ボンネットバス)」がたどった軌跡を本にされたそうです。
手にした者に勇気を与えるビー玉と、バスとしての役目を終えて、引き取られた先では物置として使われ、ぼろぼろになってスクラップ寸前になった心を持つボンネットバスが、たくさんの人の熱い想いで新車同様に生き返って、色んな人に笑顔を運ぶファンタジー作品ながらも、実在する場所、土地、出来事や実在する人々が出てきて、”半分フィクション、半分ノンフィクション”の1冊でした。
ボンネットバスを通して見る世界や、バスの呟きに読みながら1人でにらめっこ状態!(笑)
クスッとしたり、しんみりしたり、元気になったり・・・。
このバスが実在するって事は、最後のあとがきを見るまで知らなかったのですが・・・今も越後湯沢で「越後雪国ロマンバス(通称:ネコバス)」として、大活躍をしているそうです!!
「いすずBX341」に会いたいぞ~~~~!!
海を抱いたビー玉にも会いたいぞ~~~~!!




先日、『虹の岬の喫茶店』を評価されているブログに出会いました。
その方はマイナスな感想を持たれていたので、人それぞれに受け取り方や考え方は違うから、無理強い出来ないのですが・・・
私は森沢明夫さんの作品が大好きになりました♪

1つ1つの作品は全然違うのに、全部その時の情景が目に浮かんでくるんです。
波の音とか、風の匂いとか、川のせせらぎに空気の温度。
人との出会いとか、その土地の匂いとか・・・小さい時にお気に入りの絵本に夢中になって、いつの間にか主人公のお姫様になってる自分が居て・・・そんな風に、小説の中の主人公になっているかの様に夢中になれたりします。


さて・・・『津軽百年食堂』を読み始めようかな♪


☆余談☆
このブロク以外に、Twitterのアカウントも持ってるんです。
まぁ、たいした呟きをしてるワケでもないのですが・・・・。
先日、森沢明夫さんのアカウントを見つけてメッセージを送らせて頂いた際に、一言ですがお返事を頂けたんですよ♪
それだけでも嬉しい出来事なのですが・・・。

昨日『夏美のホタル』と『海を抱いたビー玉』について、今回は森沢さんに向けてとかじゃなく、普通に呟いてたんです。
が!!
がっ!!!!
さっき何気なく、自分に向けて発信されたメッセージを見ると、私の呟きに森沢さんが一言返して下さってたのです!!!
もうビックリです!!(≧▽≦)

こんな風にネットが普及する前って、自分が発信したモノが相手に・・・それも、本で言えば作家さんに届くなんて、なかなか無かった事やと思うのです。
それが何気なく呟いた事が伝わってる・・・って、何んかすごいなぁ・・って思いました。

何気ない呟きが人を傷付けたり、思いもしない騒動に巻き込まれたりする事もあるので、言葉って怖いな・・・って思う事もあるけど、こんな風に自分の気持ちを伝えられる手段としての言葉は、すごく大切やとも思いましたvv



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2 コメント

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そっかー (だってまさむね)
2012-05-06 23:18:24
さすがにボンネットバスは走っていないけど
時々 旧車会が有ってそのとき
古いバスの試乗会が有りますよ

去年確かボンネットバスのトラック型、来てました
返信する
ほっこり感がよいのね~ (ちょり)
2013-11-29 01:51:50
森沢明夫さんの新作『ヒカルの卵』を読みました。
ほのぼのとした田舎の素敵なお話は幸せになりますね~

birthday-energy.co.jp/
ってサイトは森沢さんの本質にまで踏み込んでましたよ。宿命の特徴が、格別な引き出しを備えた変わり者で、本質孤独、なんだそうな。コラムをぜひ読んでね♪
「ハレる運命2014」も先行予約中!!
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