☆ブロッケン山 5/31~6/1
デッサウの駅から昼頃の列車に乗り、ブロッケン山に向かうのだが、まずDBでマグデブルグ駅に至る。マグデブルグと言えば、昔 マグデブルグ半球の話を物理?で習ったな。半球同士を合わせ、中を真空にし、両側を馬で引っ張り合うと、大気の圧力で半球同士が離れないというものだ。
ここで私鉄に乗換え(どうも線路は少なくともベルニゲローデまではDBのよう)、ゴスラー行きに乗り、ベルニゲローデに向かう。ここは山裾の町で中腹に大きなベルニゲローデ城が聳えている。
ここからハルツ狭軌鉄道でブロッケン山に登るのだが、これが前から楽しみにしていた「蒸気機関車が引っ張る」登山列車である。
約2時間かけてゆるい傾斜で山を登っていく。往復運賃が€40弱 十分乗りがいがある汽車だ。
そして山上到着。お疲れ様。
標高1000m程度の山だが 遮るものがないので見晴らしが良い。しかしブロッケン山は「ブロッケンの妖怪」の名にもあるように雨霧が深い山でもある。
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到着時の頂上
翌朝の頂上 平均260日くらいは霧が出ているそうで翌朝 案の定 霧で覆われ霧雨が降っていた。
ここは魔女の山としても知られていて、毎年4月にはこの山および近辺の村で魔女の祭りも行われる。
なおこの山は東西ドイツに分かれていたときは東側の軍事拠点だったそうで、一般人の立ち入りは禁止されていたそうな。
帰りの便は 機関車が勿論前に来るが 方向転換できないので頭を客車側に向け引っ張っていた。