
10/23~25 マルセイユ午後→ニース(2泊、ニース→エズ、モナコ半日ツアー)→午前リヨン
マルセイユから夕方ニースに到着。国際観光、リゾート都市。綺麗な町です。
●夜のニース海岸
この日はユースホステルに泊まった。宿自体は小奇麗で接遇も問題なかった。部屋はドミトリーで2段ベッドが3つ、これもよくある話で問題なかったが、夜中2時ころ若い男が帰ってきて、飲み過ぎなんだろうが便所でげえげえやって7、2段ベッドの上の方に戻っても上でげえいげえやっていて臭くてたまらん。耳栓をしたが気になってなかなか寝られない。考えて見ると「げいげい」だけならまだいいが見知らぬ外国人と一緒ということは怖いな、分からん国の分からん人間が同じ部屋に泊まるということはリスクが大きいな。
●ニースのユースホステル手前1段目が私のベッド
と言うことで次の日の宿は変えることとした。
翌朝、ネットのbooking.comで近くのホテルを予約した後、エズ村、モナコツアーに出かけた。
このツアー参加者は8名、インドの若いカップル、バングラディッシュの若いカップル(いや~どこの国にも金持ちはいるんだね。)中国系USA国籍のお婆さん、モロッコの50歳ぐらいのビジネスマン。インターナショナルである。
エズ村は地中海に切り立つ崖にへばりつくようにある村で眺めは良いが、スケッチ旅行などで綺麗な人気のない村などを回ってきた私にとっては観光地化したここは物足りない。
●エズ村の様子
そしてモナコ王国。ここも切り立った崖に王宮が立っている。コートダジュールと言っても崖の海岸と砂利の海岸が混じっていることに気付いた。ここも観光客が多いが、まあもともとそうだとは思っていたのでがっかり感はない。お決まりの宮殿警備の衛兵の交代式もやっていた。
~モナコとは絶壁の都市秋高し~ 京都
●王宮からモンテカルロを眺める。
●モンテカルロの街 お祭りかな
●有名なカジノドモンテカルロがあった。古いが立派な建物であった。
ニースの戻り、早速宿を変わる。今度は快適なホテルだ。
荷物を置き、シャガール美術館、マチス美術館へバスで向かう。ところがシャガールの方は建物を改造中とかで休館、残念。バスを乗り継いでマチス美術館へ行く。地球の歩き方には無料だと書いてあったが有料、しかし見ごたえのある作品があった。マチスのダンスシリーズは白い背景に青の絵の具で書いたものとばかり思っていたが、白の背景に青く塗った紙を切り抜いて貼ったものだということが判明。実際、青のダンスの紙は厚みがあったし、鋏で切ったような切型であった。
●マチス美術館
近くにローマ帝国の広い遺跡があった。南フランスは本当に多いね。
●ローマ帝国の遺跡(建物群)
●夕方のニース海岸 海岸は砂ではなく砂利である。
ところでこの一帯をコートダジュール と言うが、その意味は「水色の海岸」まさしくその通りだ。この海岸の向こうの方にカンヌがある。
翌朝はニース駅からTGVに乗り、途中アビニヨンTGV駅で別のTGVに乗り替え、リヨンに向かった。アビニヨンまでは2日前マルセイユからの快速と同じくらいのスピード、おかしいなと思っていたらアビニヨンで乗り替えた途端300km/hの快走。そうか、ニースからアビニヨンまでは在来線を走っているのでスピードが出せないが、それから先は専用線なので高速が出せるのかと妙に感心した。
●ニース駅でTGVに乗る。窓ガラスが汚く外がほとんど見えない。室内は綺麗だったけれど。