Toshichanの独り言

海外、国内旅行の旅日記。私の俳句手帳、などなど筆の進むままに書き連ねてまいります。

フランスに30日間旅行しました。11(マルセイユで地中海に臨む)

2015年11月10日 | 旅行

マルセイユ 明治維新の武士たちがヨーロッパ視察、勉強に来るときはほとんどここマルセイユにまず上陸してヨーロッパの地を踏みしめたという。マルセイユ、という言葉の響きにも何かノスタルジアを感じる。

~マルセイユ維新の志士の天高し~ 京都

ギリシャ時代から地中海貿易で栄えたと言う。まずもってマルセイユサンシャルル駅自体がすごい。ここは最近大改造を加えられたらしいが。街を見下ろす好位置に聳えている。宿はこの駅のすぐ前。

●国鉄マルセイユサンシャルル駅

そして港、今でも港町そのものだ。旧港には多くのヨット、クルーザが係留されていていかにもの風景が見られる。昔はここに貿易船、外航船が停泊していたんだろうな。

●旧港 遠くにノートルダム大聖堂が聳え立っている。

まずもってマルセイユを見下ろす位置にある、あの大聖堂に登らねばと言うことで観光オープンバスで登っていく。正式名称は ノートルダム・ドラ・ギャルドバジリカ大聖堂。建物もすごいし、眺望もすごい。過去から貿易で蓄えた圧倒的な富の力だろう。

●ノートルダム大聖堂の威容、内部も煌びやか、そこからのマルセイユ市内の眺望

勿論写真のように高台にあるのでマルセイユの街を一望に見渡せる。時の権力者は勿論、一般庶民もマルセイユの街の全体を見て優越感に浸ったことだろう。

旧港の西側を突端まで行くと、海に張り出すように地中海博物館、サンジャン要塞などが見られる。ここも相当の規模で手を入れ、開発されたようでこの街のシンボルであるとともに、実際に実際に多くの市民が夕方の散策を楽しんでた。

●地中海博物館への歩道橋

●地中海博物館外壁

マルセイユへ来たらやはりブイヤベースを食べねばならんと言うことで宿に聞くと「随分高いよ」と言うことで機先を制せられたが、ネットで地球の歩き方を見るとお勧めの店があったのでそこへ直行。ところが夜7時なのに店仕舞。しょうがないのでちょっと立派なレストランへ入る。ブイヤベースを注文しようと係のおねいちゃんに聞くとなんと130€。途端に怖気ずく。するとおねいちゃん、もっと安くて美味しいものがあるわよと、魚のスープとcodes?と言う魚介類のグリルを紹介してくれた。これが美味い!やはりコミュニケーションと言うものは大事なんですね。複雑な話は別として基本的なことは伝える気があれば根気すれば伝わるんですね。気をよくしてデザートにチーズのフロマージュを頼んだが、いろんなチーズがあるんですね。あれもこれも頼んだら腹一杯で途中で降参してしまった。

●魚介類が美味い。リーズナブルな値段。(この写真が何故か赤い?そうです、ここはテラス席なんだけれど、そしてフランス人、ヨーロッパ人は概してテラス席が好きなんだが、寒さには勝てない、ということでビニールでエリヤを覆い、それでも寒いので赤外線ヒーターで上の方から温めている、だから赤いんです!)

●宿から見る夕焼、素晴らしい!

翌日、せっかく海に来たのだから海上からもマルセイユを見て見たい、と言うことで近くのイフ島に渡ろうと波止場に行く。ちょうど魚の市が立っていた。美味しそうだが、調理ができないので見るだけ。

●市場の魚

イフ島に渡ろうと切符を買いに行ったが、すごい人数の人人。ちょうど休日だったので家族ずれで遊びに行くみたいだ。海風がちょっと寒いが気持ちは良い。家族連れがピクニックに来ていたが、のんびりした島であった。

●イフ島に渡る船、イフ島ののんびりした様子。

 ●イフ島の船着き場

 



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