治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

「障害は治せるところがいっぱいある」お子さんの声から

2015-12-01 07:35:14 | 日記
さて、ではご猫本ご注文と一緒にいただいたメッセージからご紹介させていただきます。

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こんにちは。支援者に繋がれなかった田舎に住む子育て中の親です。現在、子供は中学生です。花風社の本を最初に手に取ったのは可愛らしい大地くんの表紙の本でした。もういろいろありすぎて、ヘトヘトだった頃に読みました。そこには、本当に知りたかった事が書いてありました。それからは花風社さんの何冊もの本に学びながらの日々でした。感謝しています。

栗本先生の身体アプローチは、世の中にもっと広まって欲しいです。楽になった事がたくさんあります。重ねて感謝申し上げます。

先日、子供が「障害はね、治るところがたくさんある。自分を考えて、苦手なところをつぶしていく。それでも苦手なところは方法を考えて付き合っていく。あきらめない」と、話してくれました。身体が楽に動かせるようになると、もっと動かしたくなるとも話していました。
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効果上がっているようですね。何よりです。
コンディショニングが広まってほしい、と思う方は、じわじわ広げていってくださいね。
栗本さんや私の広報活動だけじゃなく、皆さんの「やったらよくなった」声が力になります。

そして何より感動するのは、そうやってじょじょにラクになっていったお子さん自ら

「障害はね、治るところがたくさんある」と実感していらっしゃること。

長沼先生は「健康な人ってどういう人ですか?」という私の問いかけに

「自分で自分を治せる人」と即答なさいました。
これ、実感します。
先日のコンディショニングでも、それが大きなテーマだったと思います。

そしてここのおうちのお子さんは、自分で自分を治せる人への道を歩み始めているのだと思います。
うれしいことです。


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