徒然なるままに~徒然の書~

心に浮かぶ徒然の書

老いぼれには生きて地獄を味わう、恐ろしい国日本

2022-07-26 20:10:35 | 随想
またコロナの急増に政治屋や官僚どもは、大ぴらに企業に金をばらまけると,ほくそ笑んでいることだろう。
とにかく企業優先の国、二千五百年間前にいみじくも老子は見抜いていた。
彼によれば、天が活動する仕方は、高いところは抑え込み、低いところは持ち上げる。余りがあれば減らし、足らなければ補う。
人間にやり方はそうではない。足らない方を減らし、その分を余りある方に奉る。

庶民から、税や高額な保険料で巻きあげて、企業に金をばらまく、企業のための政。
日本という国の政治屋や官僚という輩はまさにこれ。

今年の初めニュージランドでは年金の支給額を増額した。
ところが老いぼれ地獄を自認する日本では、反対に年金額を引き下げ、引き下げに輪をかけたように、
介護保険料及び後期高齢者医療保険の及びもつかない増額を実施した。
さらに追い打ちをかけるように、医療費を1割か2割へと負担額を倍増させている。
老いぼれにとっては日本という国、いや日本の政治屋や官僚は鬼畜にさえ見える恐ろしい国である。
支給した年金を食い尽くすまで、老いぼれいじめは止むことがなかろう。
老いぼれにとっては世界最高の恐ろしい国であるといえる。
老いぼれると、生きて地獄を味わうことになる。
こんな国が文明国に存在するのだという事を、日本という国に住む、老いぼれ予備軍は覚悟する必要がある。
この先、どの様な名目で、支給した年金の巻き上げが行われるか、名目や膏薬はどこにでもくっ付く。

あらゆる名目をつけて、老いぼれいじめに余念がない。
とにかく日本という国は老いぼれにとっては地獄の閻魔よりも恐ろしい国ではある。

地獄の閻魔も舌を巻いて居よう。
人生五十年で終わるべきであった。
ニーチェの永劫回帰はこんな日本では味わいたくないものである。
ニーチェには悪いが、これは彼の妄想以外の何物でもないと思う以外にない。
輪廻転生とは言うが、二度とこんな国には生まれたくない。