ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

サヴァタージ 「ストリートアロックオペラ」

2012年08月11日 | 音楽
東名高速、海老名SAで購入した二枚目のCDが
この作品です。私はメタルのコンセプトアルバムの枠に拘らず
ロックコンセプトアルバムの傑作と思います。

実は、このCD持っているのですが、突然聴きたくなり
500円の大人買いをしてしまいました。

実際にロックコンセプトアルバムの傑作、
伊藤正則のラジオでは「年間ベスト1アルバムか!?」とか、
メタリカのドラマー、ラーズがこの作品を絶賛していたりでした。

ただ、特にメタルの中でコンセプトアルバムの傑作、
クイーンズライチの「オペレーションマインドクライム」が
トップの座を譲らないのは、やはり
「ボーカル」による所が大きいのかも。

個人的にはこのサヴァタージの作品、
またはWASPの「クリムゾンアイドル」等、クイーンズライチの作品と双璧、
いや、もしかしたらそれ以上の作品であったとしても
やはりこの2バンド、ジョンオリヴィアやブラッキーローレスの
非常にクセの強いボーカルが一般受けせず、
マニア受けで終わってしまっている悲しい現実の感じがします。
(私も非常にクセの強いボーカルなんで苦い思いですわ)
(先日、昔のバンドメイト達に会ってボロクソ言われたしで)

特に、このサヴァタージのジョンオリヴァのボーカルは
燃えろ!誌でもケチョンケチョンに書くライターも居ましたし。

ただ、素晴らしいモノは何を言おうが素晴らしい。
このサヴァタージの「ストリートロックオペラ」は
メタルが下火になりはじめ、
グランジやラウド系のシーン主流で表彰台から
引きずり下ろされますが(ギタリスト、ジョンの弟クリスオリヴァの不慮の死もあり)
素晴らしいバンドなのに、もっと評価をされても良いバンドだったと思います。
(今はジョンが戻り地道に活動している様子ですが。)
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4 コメント

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名盤 (KANA)
2012-08-11 21:48:11
個人的には前作「GUTTER BALLET」のほうが好きですが、このアルバムも素晴らしいです。
確か、ロックシンガー「D.T.ジーザス」を主人公としたストーリーだったと記憶してます。(CD探してます)

初期の「SIRENS」や「DUNGEONS ARE CALLING」の頃は若干おどろおどろしい印象がありましたが、プロデューサーのポール・オニールと出会ってからは、クラシカルな部分も出てきましたね。

ジョン・オリヴァの声はクセがありますが、自分は嫌いではなかったです。燃えろ!誌では、後任のザッカリー・スティーヴンスのほうがボロクソに書かれた気がします。

そういえば、故クリス・オリヴァの後任はアレックス・スコルニックでした。(アルバム一枚で脱退)
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究極の名曲あり!! (ぶりぶりざえもん)
2012-08-12 05:47:45
一枚通して聴くには、膨大な集中力を要求するこのアルバム。
心身疲れ果てた時に無性に聴きたくなる曲があります。

"Believe"です。

ピアノの弾き語りで、疲れた心境を淡々と歌う
ジョン・オリヴァーが中盤から何かを悟ったような展開に昇華し、
挫折や悲しみの苦しさから解放される内容です。

歌詞の内容は「神はあなた自身の中にいる」って感じです。
自分は信仰心はないけど、この曲はいつも聴く度に
良い意味で泣けてきます。
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KANAさん (太郎)
2012-08-12 15:33:55
そうですね、DTジーザスですね。
このバンド普通のレンタル屋に置いていなかったじゃないですか。
で、友人の通う大学の生協のレンタル屋で借りたんですね。
ブートとかも結構あって。
で、その時このバンドの唯一あったCDが「ヘルオブマウンテンキング」で、
当時、理解不能でしたね。様式美を出してきたアルバムだそうですが、
痛快なパワーメタルを求めていた私には満足出来ず、
次に聴いたのがリアルタイムのこの作品だったのです。
素晴らしいと、感激しましたね。
よくこの完璧なアルバムを作ったなと。
その後で「ガーターバレット」を聴いたのですね。
ので、インパクトは「ストリート~」の方が絶大でした。

アレックススコルニックが参加したアルバムも持ってます。
ザッカリー、そんなケチョンケチョンにやられたのですか。
これまた、後に続くのですが良いボーカルだと思いますよ。
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ぶりぶりざえもんさん (太郎)
2012-08-12 15:43:07
私、若かったのもあるのか?作品が素晴らしかったからか?
本文中に出てくるアルバムやザ・フーの「TOMY」とか
時間の長さを全く感じず、作品に吸い込まれましたよ。
この病気が悪化してから出された
ジューダスプリーストの「ノストラダムス」が
フェバリットバンドなのに二枚組で苦痛でしたね。

この作品、エンディング迄素晴らしい、完璧な作品です。
今のどのシーンでもこのような傑作を見つける事が
中々出来ません…。
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