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ヴィム・ヴェンダースが撮ったアンゼルム・キーファー『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』

2025年02月25日 | 映画・テレビ・動画
 




ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが、戦後ドイツを代表する芸術家アンゼルム・キーファーの生涯と現在を追ったドキュメンタリー。

ヴェンダース監督と同じ1945年にドイツに生まれたアンゼルム・キーファーは、ナチスや戦争、神話を題材に、絵画、彫刻、建築など多彩な表現で作品を創造してきた。初期の創作活動では、ナチスの暗い歴史から目を背けようとする世論に反してナチス式の敬礼を揶揄する作品をつくるなどタブーに挑み、美術界から反発を受けながらも注目を集めた。71年からはフランスに拠点を移し、藁や生地を素材に歴史や哲学、詩、聖書の世界を創作。作品を通して戦後ドイツと「死」に向き合い、傷ついたものへの鎮魂を捧げ続けている。

ヴェンダース監督が2年の歳月をかけて完成させた本作は、3D&6Kで撮影を行い、絵画や建築が目の前に存在するかのような奥行きのある映像を表現している。アンゼルム・キーファー本人が出演するほか、再現ドラマとして息子ダニエル・キーファーが父の青年期を演じ、幼少期をヴェンダース監督の孫甥(兄弟姉妹の孫にあたる男性)アントン・ベンダースが演じる。

2023年製作/93分/ドイツ
原題:Anselm
配給:アンプラグド

『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』

ヴィムヴェンダーズのヒューマニズムは
時々鼻に付くもんがあるが
アンゼルム・キーファーの事は殆ど知らないので
3D眼鏡付き1500円のキネマイクスピアリ

森の中の頭部の無い女性のドレス 
BGMは女の歌声のオペラっぽいやつ
3D眼鏡を掛けてるのでずっと立体映像

アンゼルムのでっかいアトリエとゆーか工場 
彼の移動手段は自転車 作品から作品へ移動
横幅も高さもあるので 小型のクレーンもあり
制作風景は  画版(壁)に貼り付けた葦をバーナーで焼くアンゼルムと
弟子が水をかけ火を消す役目
地に置いた画版に溶けた鉛を流す作業(機械式)を行うアンゼルム
ほぼ工業製品 

若かりし頃のインタビュー映像はさすがに3D化できないので テレビ画面に映し出されてる感じで流す これが一番興味をそそる ヨーゼフ・ボイスに師事したり

子供の頃のお話とゆーかイメージは 子役の役者さんが演じる3D映像

女性関係や友人関係は出てこないので 人間関係は不明
恋愛話も無し ひたすら制作

現在のアンゼルムが演じる時もあるイメージビデオ
最後の方で 大きい向日葵を持って綱渡りする特撮がある
これは 本人の意向かヴィム・ヴェンダーズの意向かわからないが
常に クールに格闘してるアンゼルムにしては何やら カッコ悪いもんがある












アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer、1945年3月8日 - )


ヴィム・ヴェンダース監督作品『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』が、6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開。これを前に、合同でオンラインインタビューが実現した。

本作は、戦後ドイツを代表する芸術家であり、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーの生涯と現在を追ったドキュメンタリー。キーファーはヴェンダースと同じ1945年生まれであり、初期には戦後ナチスの暗い歴史に目を背けようとする世論に反し、ナチス式の敬礼を揶揄する作品を制作するなど、“タブー”に挑戦する作家として美術界の反発を生みながらも注目を浴びる存在となった。71年からはフランスに拠点を移し、わらや生地を用いて、歴史、哲学、詩、聖書の世界を創作しており、その作品では一貫して、戦後ドイツ、や「死」に向き合っている。まさに“傷ついたもの”への鎮魂を捧げ続けるアーティストだ。

ヴェンダースとキーファーの出会いは1991年に遡る。
「アンゼルムとは、1991年にドイツでの大きな展覧会(Anselm Kiefer : Nationalgalerie Berlin 1991)の準備をしているときに初めて会いました。2週間、毎晩会ってディナーを共にしまし、いろいろな話をし、お互いをよく知るようになりました。2週間経った辺りで、実は私は画家になりたかったと話したんです。一方、アンゼルムは、実は映画監督になりたかったという話になり、じゃあ一緒に何かやりましょうということになりました。結局、その時には何もしなかったのですが、今となっては、それでよかったと思っています。というのは、もし当時、撮影していたら今回作ったような映画にはならなかったでしょうから。 

 
 

 
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