「芸能界で仕事は無理だ」 と、芸能界を去らせた相澤さんに、桜田さんは再び仕事をしたいと打ち明けた。当時、桜田さんの都内の自宅は、旧統一教会の信者のための教会のようになっていた。 「教会員の出入りも多かった」 と、当時、同じマンションに住んでいたオレの知人が話してくれた。
相澤さんは彼女を芸能界に戻すことを断ったが、自分がスターにした愛着あるタレントを見捨てたわけじゃない。桜田さんの相談事を聞いてあげる担当者として、会社の役員を指名していた。 しかも、相澤さんは桜田さんの身内から200万円の壺を買った。彼女のためには何でもしてあげようという思いだったんだろう。 「うちに来た時から、淳子は純粋だったからね。彼女のために買ったんだよ」 と相澤さんは話してくれた。だまされたと感じてる多くの被害者と相澤さんの思いは全く違うだろう。
ただ、心の中は霊感商法イコール悪徳商法と感じていたんだろうな。 でも、これはあくまでも個人的な問題で、桜田さんが芸能界に戻ることは一切認めていなかった。それは相澤さんの遺言としても“統一教会にいるうちは、絶対にプロダクションとして関わらない”と厳命していると聞いている。 だから、彼女が相澤さんが亡くなった後に銀座博品館劇場でコンサートを開いた時も、新曲発売のイベントを行った時も、サンミュージックは一切、関わっていない。
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